二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
ヴァーチャルでリアルなセーフティゾーン。
気が付いてみれば…。
十数年前から、一般の家庭の中で、
パーソナルコンピューター(パソコンこと、PC)や高機能ゲーム機を、
見かけることも珍しくもなくなった。
現在は、大容量のメモリーや記憶媒体に加え、ネットワークも普及している。
かつての基準で考えれば、
かなり大きなシステムの上で、現在のPCは動いている。
システムが大型化してきただけに、
開発や設計にともなう人員や環境も、大がかりなものとなり、
開発費や制作費も巨額となっている。
数年前、テレビ番組で特集されていたソフトウェアの開発会社は、
各室にセキュリティのレベルが設定された電子錠が設置され、
IDカードが無ければ、入退室は出来なかった。
開発室などの重要な場所への立ち入りには、
あるレベル以上のIDカードが必要で、すべての私物をチェックされ、
携帯電話などは持ち込めない。
まるで軍事施設か諜報機関。
もしかしたら、それ以上かも・・・と思ったものです。
それでも・・・。
当時の携帯電話ですら、Eメールで、画像や動画、音声データーなどが送れ、
コンビニでも購入できるマイクロSDカードは、
切手より小さいのにフロッピーディスク3000枚以上のデーター量を
保存できることを考えれば、大ゲサでもないのかも知れない。
<2020年7月一部訂正>
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去年の話題から・・・。
2013 2/10 遠隔操作ウイルスによって、
ネット上へ“殺人”を予告する書き込みを行ったクラッカー
(悪意あるハッカー)として、都内在住の30代男性が逮捕された。
うろ覚えだったが、この事件の始まりは・・・。
2012年10月以前に・・・。
ネット上へ無差別殺人を予告するような”書き込み”があったことから、
当初、警察はIPアドレスを頼りに”容疑者”と思われる人物を拘束。
無実を訴える容疑者の主張を無視し、自供を得ることで解決した。
その後も、同じような事件が、数件あったが、
警察は、いずれも”無実”を主張する容疑者たちから、
自供を得ることなどでカタを付けていった。
しかし・・・。
2012 10月頃、警察やマスコミへ、
これらの事件に対する警察の捜査が間違っていたこと、
”誤認逮捕”であることを告げる真犯人による申告があった。
その内容は、警察関係者と真犯人でしか知り得ない情報と、
パソコンを遠隔操作することを可能とするウイルスを用いたことを告げるものだった。
もちろん、大騒ぎとなった。
法執行機関である警察組織を間違った捜査方向へ誘導させるような行為は、
単なる愉快犯というより、テロリズムに近いものを感じた。
それでも・・・。
この事件で問題にすべきなのは、
警察が、無実の人間(無実を主張する人間)から自供を引き出して、
犯罪者にしていたという事実。
それが、重い気分にさせた。
“テロリストは、ある日、突然、生まれてくる訳ではない。”
政治や社会に疎くても、それ位は分かる。
テロリストや犯罪者を生み出している要因を考えようともせず、
世論に害虫でも駆除したように伝える存在たちにイヤなものを感じた。
このとき、ほんの少しだけアナーキズム(無政府主義)な気分にもなった。
それでも、テロリスト(もどき)や犯罪者を擁護する気分には、
まったくなれなかったけど、ね。
2013‘3月、
前述の30代男性は「航空機への爆破予告」の容疑で再逮捕された。
本当に、この30代男性は事件の真犯人だったのか?
もともとの事件が、第三者を“誤認逮捕”させるよう誘導する事件だっただけに、
不気味な気分になる。
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