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化けの皮が、剥(は)がれるほどもなく。


今、メディアの注目は、アメリカ大統領選へと向いているけれど、
その数日前(2024年11月前半)までは、
国民民主党、玉木雄一郎を、テレビ番組で見ることが多かった。
この玉木雄一郎とは、2023年9月における、
国民民主党の代表選において、代表となった人物であり。
今回の衆院選において、
国民民主党は、かなりの票数を得た政党でもある。
その意味では注目されるのも、不思議でないように思える。
しかし、野党に属しながらも、
与党(自由民主党)に追随すると、公言していた人物であり。
そして…。
トラックドライバーの時間外勤務労働が、
960時間の規制がかかることから、
物流のうち3割が運べなくなるという、
「2024年問題」への対策の1つとして…。
「大型トラックの時速80km規制を、、
時速100kmに緩和してはどうでしょうか?」
車の安全性能も高まっており、東京―大阪間が、
片道1時間半短縮できて、もっと物が運べます…と言った人物でもある。
高齢者ドライバーの運転ミスによって、悲劇的な事故が、世間で騒がれ、
免許の返納を呼びかけられてきた“流れ”を逆行させるものとなり。
その倫理観が疑わしい人物とも思っていた。
この人物の正体が、どのようなものかは?
まだ、なんとも言えないところだけど。
票を投じた人たちは、とくに油断をしないで欲しいところです。



以前の記事の、使い回しともなるけど。
社会的な要職などに就き、学位を保有し、
権威者としても認められている人物が、
善良で道義的な人物であって欲しい…という期待や願いは、
それなりにある。
それが、錯覚や幻想を見せてしまうのだろうか?
それほど考えることもなく、
社会的な立場にある人物が、
“人格者“であるかのように思えるときもあるけど。
それが事実であるかは、別のこと。
他人への期待と事実を混同しかけたとき、
そんな自分を、少し恥じることになる。



選挙は、どんな有名人も、お金持ちも、一票しかなく。
その、どちらでもない普通の市民にも、同じ一票があり。
そのため「選挙」という制度、そのものが、選挙民によって、
民主主義を破壊させていく作用が、本質的に内在しているものにもなる。
それは、自動的に防ぐことができないことから、
民主主義を守るには、選挙だけでなく、
多くの仕組みが必要であり、それらは、自然に機能するものではない。
アメリカ在住の映画評論家のツイッター(現、えっくす)において…。
民主主義は、多数派独裁とは違うと学校で習ったでしょう…とあった。
例えば、多数派が決定権をもつ、多数決は、民主主義ではなく。
むしろ社会主義に近く(全体主義)。
そのことを、ちゃんと分かっていないものは少なくない。
(恥ずかしながら、その一人であったけど、ね。)
日本は、「選挙制度で民主主義が実現されている」のではなく。。
「選挙制度によって、民主主義が破壊されている社会」となっている。
さらに言えば、
今の日本では…。
政治家が、選挙における結果から、
「国民が選んだのだから…」と、
全件委任のように勘違いしている。
そもそも、国民主権の国家であるのだから、
市民の中から、市民の代表として選ばれ、
市民のために働くのが望まれているのが、政治家となる。
もし結果をともなわないのであれば、
「選んでもらったのに、その信託に背いた」
それが正しい認識ですよ。



蛇足:これも以前の記事の使い回し…となるけど。
2015年頃から、政権は、堂々と放送認可取り消しま
チラつかせて脅し、NH◯の人事に介入し、
安倍総理が、放送局の会長とマメに会食して、
彼らを抱き込み、
コメンテーターや番組審議会に政府寄りの人物が採用され、
さらに政府との仕事が大きくなった、
電通や放送局を、忖度して、
日本のメディアは急激に政権批判しなくなっていった…と、
聞いたことがある。
憲法21条には、
国民の知る「権利」が保障されているけど。
真実を知らなければ、
主権者である国民は、政権を正しく選べない。
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