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善良なる市民より、不安の叫び?:万引き編


他人の芝生は青く見えるというが、
世の中には、他人の芝生を真っ黒にしようとも気にしないものもいる


数週間前、中野区のとある販売店が盗難被害にあった。
(高額商品を1つ盗まれてしまったらしい。)
そこで防犯カメラの画像にボカシを入れた画像をネット公開し、
万引き犯へ”返還”するよう呼びかけた。
これに応じなければ、
ボカシの入っていない防犯カメラの画像を公開するという警告も
含めてものだったようだ。
しかし、このネット上への画像公開は、警察からの要請で中止したとあった。
正直、かなり考えさせられた。
殺人や強盗、放火などの”重犯罪”と比較すれば、
万引きは”軽い”犯罪なのかも知れない。
しかし、それだけに万引き行為をする者は多く。
その被害から、倒産に追い込まれる店舗もある。
単なる出来心?
そこに悪意があるか?ないか?
それは、きわめて深刻なダメージを与えているという事実には関係はなく。
店側は、何らかの対策を必要としている
ネット上への画像公開は、店側の自衛策として行き過ぎたものなのか?
一度、ネット上に流れたデーターは回収(消去)不能なものが多く。
犯罪に関わるものとなれば、かなり複雑な問題を含むものが少なくない。
さらにネット上への画像公開は、現代の魔女狩りのようなところもあって、
自衛策でなく、そのまま社会的な制裁になりかねない。
それでも結果として、警察が犯罪の被害者より、
犯罪者(万引き犯)をかばった構図になったのは、腹立たしい。
”警察”と記したが、これは正確な表現でもない。

日本国内における万引き被害をネット上で検索してみる。
えっ?
2013年度だけで、4500億円以上…!
これを、どう捉えるべきか?

蛇足:
ほほ確実に”万引き”の被害にあわない方法で、
物品を販売する方法が1つある。
それは、通信販売。
近年なら、ネット上の通販サイトでも、
画像により形状や品質などの感じも分かるところだが・・・。
なんとも味気ない。
それに盗難の被害こそなくても、サギや不払いなどのトラブルが、
通常の売買以上に想定される。



1ブロック先のコンビニの通販サイトでインスタントラーメンを購入し、
自宅に届くのを、ひたすら待たなければならない近未来社会?
あんまり快適とも思えない。
なにより、ハラが減っちゃいそうです。
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