二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
少なくとも、味方にあらず
2024年12月24日
「裏金問題への“けじめ”として、一定額を寄付する」ことが、
自民党の幹事長の発言として、ニュースとなっていた。
裏金を寄付としたところで、
自民党の収入は、企業・団体献金と政党助成金であり。
結局、企業や税金に建て替えさせているのと同じ。
なにが、“けじめ”となっているのだろうか?
自民党は記載すべき収入を収支報告書に記さず「裏金」とし、
あまったら返還すべき「政党助成金」を「基金」と称して、
懐に溜め込み、
果ては、公金である「官房機密費」まで、
選挙資金に用いていながら、
国民からは、一円単位で、
税を搾り取れる「インボイス制度」を導入している。
きわめて重大なニュースでも、
そのまま風化していくのは珍しくもないのだろうか?
地球規模で被害を出した「コロナショック」の報道すら、
長期化すれば、気持ちは疲れ、視聴者の興味は、離れていく。
危機感も薄れ、
そして、社会に重大な損害をもたらした事件が、
未解決なままとなり。
テレビ番組や週刊誌が提供できる話題を出し尽くせば、
日々の生活に追われる人たちの関心も薄れ、風化していく。
それは、時間だけが過ぎていけば、事件の加害者側に有利に働き、
被害者側が、世間から忘れ去られていくこととなる。
実際、「時間稼ぎ」は、今、多くの不祥事が発覚している、
政府(与党、自由民主党)や宗教カルト(統一教会)にとって、
効果的なものとなっている。
正当な手続きである、審査や審議などは、長期なものとなり。
統一教会や裏金問題に関しては、テレビ報道も減り、
話題にする人も少なくなった。
しかし、自由民主党と統一教会(世界平和統一家庭連合)との、
ズブズブな“つながり”は、もはや否定できない事実でしかなく。
どうにも許せないものを感じてしまう。
アメリカ在住の映画評論家、町◯智浩のツイッター(現、えっくす)より。
「わからないことが多すぎるというより、
もう判明していることを認めなかったり、
うやむやにしようとしていることが多すぎる」
蛇足:(以前に記したものとなるけど。)
2024年1月1日、元日に発生した、「令和6年能登半島地震」。
多くの人々が被災し、連日、被害状況が報道されている。
この災害における、政府の対応は、かなりお粗末なものであったけど。
これは、災害時における法整備や憲法とは無関係でありながら、
自民党は「緊急事態条項」創設を前提とした、改憲条文起草を求めている。
これまで憲法に従わず、法令を破り、公文書を改竄(かいざん)し、
カルト教団と癒着し、挙句に、税や国家制度を私物化し、
「裏金」作りに邁進してきたのが自民党。
この自民党の裏金問題では、
「自民党の政治資金問題を、自民党が改正案を考えるのは意味が分からない!」
…という声も、多い。
民主国家の原則すら守れない連中が、自国民を守るハズもなく。
災害対応もズサンなものとなった。
その結果として、政権の支持率が落ちている。
そんな状態でありながら、政権を存続させ、
誰もやめさせないで済む唯一の手段であるのが、
“緊急事態条項”が含まれた「憲法改正」。
「緊急事態条項」は、
内閣が法律と同等の効力をもつ命令を無制限に出せる条文、
国民を支配できるもの。
災害救助と憲法改正とは、関係もなく。
政府の要職にある人物が、火事場泥棒のようにドサクサに紛れ、
便乗改憲しようなどとは笑えもしない話。
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