昨日が最終日だった国内女子ゴルフツアー「NEC軽井沢72」は、小祝さくらプロが
逃げ切って通算5勝目を達成。彼女も、いつも安定していて強い選手になりましたネ。
同大会、通常であれば優勝賞金1,440万円(賞金総額8,000万円)です。が、雨による
悪天候で 最終ラウンドは9ホールに短縮され、トータル 27ホールでの戦いのため、
賞金額は75%でした。優勝金額は1,080万円となりました。それでも優勝は優勝です。
“今年は賞金女王を獲る” と公言している小祝さくらプロ。同大会前は稲見萌寧プロと
200万円差とニュースになっていましたが、1,080万円プラスされ、賞金ランキングの
トップ(約1億5,970万円)を維持。 20-21年シーズンは37試合に出場し4勝目です。
今から賞金女王の話は早いですが、これで2位は32試合で6勝をマークしている稲見萌寧プロ
(約1億4,737万円)と約1,233万円の差がつきました。3位は小祝プロと約2,632万円差の
古江彩佳プロ。古江プロは34戦で3勝しており、4位は西村優菜プロ、5位は申ジエ選手、
6位に笹生優花プロと続いています。今年は小祝・稲見プロの賞金女王争いが面白そうです。
東京五輪で銀メダルを獲得した稲見プロに 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、報奨金
(1,000万円)と5年シード権を付与しています。(日本オリンピック委員会から200万円)
5年シード権は、来年から10年以内の行使(適用開始年度から連続)が条件のようです。
彼女にとっては「銀メダルのボーナスよりより5年の複数年シードの方がよほど嬉しい」と
コメントしていました。米国女子ツアーに挑戦するにしても、5年のシード権があれば安心
して国内ツアーを離れることができますからネ。しかし その気は無く、日本でずっと
頑張って永久シードを獲ることが目標だといいます。 今時 嬉しい話ですよねぇ~
永久シードは30勝以上が条件ですが、過去には樋口久子、大迫たつ子、涂阿玉、岡本綾子、
森口祐子、不動裕理プロの6人しかいません。当然、錚々たる選手たちばかり。 30勝に
近いのはアン・ソンジュ(28勝)、申ジエ(26勝)、全美貞(25勝)プロと韓国勢だけです。
宮里藍さんや畑岡奈紗プロは、永久シードや賞金女王は考えず、米国ツアーに参戦し、海外
メジャーを取りに行きました。 渋野日向子・笹生優花プロも海外メジャーが大目標です。
稲見プロは銀メダル獲得で証明したように、世界で戦える力があるだけに、永久シードが
目標というのは、ファンからすれば残念でしょう。でも個人的に、一人くらい「永久シード
目標を公言する」日本人選手がいても良いと思っていました。 私は 益々 彼女を応援します!
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