特に海外では「人を見たら泥棒と思え」を肝に銘じて！

　
　先月中旬、また信じられない窃盗事件が起き、在タイ日本大使館から注意喚起のメールが
流れていました。　この手の犯罪、時折 発生しますが、全く信じられず 驚くばかりです。

バンコク都において、在留邦人がドバイ出身という男女カップルから、“タイバーツを見せて”
と英語で声をかけられ、財布を取り出していたところ、タイバーツ札を奪われたといいます。

　

日本に居て、見知らぬ日本人からでも “お金を見せて” と言われて財布を見せますかネ？　
誰も見せないでしょう。ましてや ここは海外です。こんな被害に遭うは日本人だけですヨ。

日本には昔から「人を見たら泥棒と思え」ということわざもあり、“他人を軽々しく信用せず、
まずは相手が泥棒だと疑ってかかるくらい用心しろ” という教えもあるんですけどねぇ～　

若い頃、このことわざを耳にして “誰でも泥棒と思えなんて侘しいなぁ～” なんて思ったことが …
でも時代は変化しました。しかし、どんな手口だったんでしょう。私もやられたかも知れません。

　　

30歳前後の男女二人組はコンビニ店内で、“タイに来て14日間の隔離が終わったばかりです。
１ドルは何バーツですか。バーツ札を見せて下さい” と声をかけてきたといいます。財布を

取り出しと、突然何も言わず、財布からタイバーツ札や日本円札を抜き取られたとのことです。
やっぱり、おかしいなぁ。被害者は在タイがまだ短く、英語で話しかけられたことがミソかも。

　

この窃盗手口は、過去に何回も発生しており、その都度 日本大使館から、“見知らぬ者から
お金を見せて欲しいなどと要求されたら、怪しいと思い、安易に財布を取り出すことはせず、

その場を立ち去るなど十分注意をして下さい” と、在留邦人にメールで注意喚起が送られます。
私も “今 日本円はバーツでいくらか” なんて声をかけられた経験がありますが、その際スマホを
相手にかざしたら逃げて行きました。　こんな時もスマホは、とても利用価値がありますネ。

　
　＜逮捕されたウタイ容疑者＞

そう言えば 時を同じくして、バンコク都内で日本人を狙うレディーボーイの詐欺師が逮捕
されています。ウタイ容疑者（45）は、“財布をなくしてお金がない。貸してほしい” などと
日本人10人に声をかけ、計30万バーツ（約104万円）を騙し取ったとして逮捕となりました。

ウタイ容疑者は、８月１日に刑務所を出所したばかりで、今まで同様の容疑で５度逮捕されており、
三度服役しているそうです。これまでの10年間ほどで日本人の被害者は70人以上、被害総額は

600万バーツ（約2,070万円）以上とか。彼曰く、“日本人は親切だから狙いやすい” と供述して
います。日本人の皆さん、特に海外では「人を見たら泥棒と思え」を肝に銘じましょう。　　


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです 　


　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト