在タイ日本大使館から在留邦人へ “19日(土)と21日(月)に 反政府デモが行なわれるので、
不測の事態に巻き込まれないよう外出の際は注意を“ という注意喚起のメールが送られています。
来週22日(火)は、クーデターによって軍が政権を握り、それを主導した当時の陸軍司令官、
プラユット大将が首相になって丸4年になります。それに対しての反政府デモなのでしょう。
なんでも19日は、BTSチットロム駅下のアマリンプラザ内マクドナルド(ラチャプラソン
交差点)に集結。21日の17時~22時にはタマサート大学(タープラジャン・キャンパス)に
集結し、クーデターが行なわれた翌22日の7時~13時には首相府へデモ行進する、といいます。
2週間前の5日にも、軍事政権に反対する数百人が王宮にも近いタマサート大学で “年内の総選挙の
実施” などを訴え、受け入れない場合、22日に首相府に向けてデモ行進をするとしていましたネ。
同集会を取り仕切る彼らは、政府に対し 要求している事項は三つあるようです。
1) 総選挙を今年11月までに実施する。
2) 国家平和秩序評議会(NCPO)の解散。(実権を握るプラユット首相を解任させるのが狙い)
3) 軍はNCPOに関与しない。
これを軍政側が受け入れない場合、22日に首相府に向けてデモ行進を行なうとしています。
当然、プラユット政権は受け入れていませんので、“どうやら大きなデモになりそう” と
察し、在タイ日本大使館は、登録されている在留邦人(約7万人)に注意喚起したのでしょう。
首相府に向けて街頭デモをすることについて、治安担当のプラウィット副首相 兼 国防相は、
「今年の11月から来年2月に総選挙を実施するという政府の日程を、国民のほとんどが
容認している。 なぜ2月までの3カ月が待てないのか理解に苦しむ」と怒っています。
反政府デモに対しNCPOの広報部でも警戒し “同集会の動きに対応するため、数百名の警察
部隊を待機させるなどセキュリティの準備を進めている“ と発表しました。当然、最悪の
事態にならないよう、同集会の安全管理に尽力をつくす」とメディに話しています。
一方、首相府の広報部では、“国民は今、国の発展を何よりも望んでいる。よって意見も様々あって良い。
デモ運動を通しての意思表示も当たり前だと考えている。しかし、暴力的な行動が起こらないようにと
願っている」と理解も示しています。 どうやら政府は考え方のバランスを取っているように思います。
このような意見をマスコミに報じていれば、何事か起これば、街頭デモに対しては厳しい
法的措置が取れますからネ。この辺は反政府デモと国民に対しての駆け引きを感じますネ。
大きなデモになって負傷者など出ないよう祈りましょう ・・・
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