イチロー選手の引退セレモニーは長嶋さんを超えた！

　
　21日から今朝までで、私ほどイチロー選手の引退ニュースを観た者はいないかも知れません。
今日は、わたくしの戯言を書いてしまいます、どうぞ お許しを ・・・

日本のテレビ番組が観られる会社と契約すると、地上波放送・BSはじめ 多くの番組の２週間分を
録画してくれます。それを21日から今朝まで、全てのイチロー選手のニュースを観ていました。

　

今まで あらゆるスポーツ分野の引退記者会見や引退試合を、数多く観てきましたが、イチロー
選手ほど感動した引退関連の場面はありませんでしたネ。　みんな すっ飛んでしまいました。

　

今では、あの長嶋茂雄終身名誉監督の現役引退試合を録画でも、観たことのある若い人は
少ないかも知れませんが、あのシーンが世で言う最高の引退セレモニーでした。　しかし、
それもがイチロー選手の、急遽 行なわれたセレモニーと記者会見が打ち消してしまいました。

　

私の名前もイチロー（一郎）です。当ブログの管理者ネームは “nagaichi” （長一）なんです。
そう、長嶋茂雄さんの長と本名の一と組み合わせたものにしています。学生まで野球をやっていた
私は、長嶋選手に憧れて始めました。長嶋監督になっても、今でも長嶋さんの大ファンです。

そのことを知っていた周囲の友人・知人・家族は、ネット社会になって “nagaichi” を使いだした
時には、子供だとバカにもされました。ですが それにも耐え抜いて、今でも変えていません（苦笑）。

　

そんな長嶋さんの引退セレモニーまでを、イチロー選手のセレモニーは、はるか超えてしまいました。
大リーガーの大物選手が憧れるイチロー選手ですから、日米の誰もが感動するのは当然でしょうけど ･･･

そして、数々のイチロー語録が堪りませんネ。いかに、誰よりも真剣にやってきたか、伺いられる言葉
ばかりです。宮里藍さんも『地道に遠回りすることが一番の近道』というイチロー選手の言葉に「勇気を
もらっていた」と明かしています。あらゆる分野のスポーツ選手が理想像としたイチロー選手でした。

　

多くのイチロー選手のコメントがありましたが、私が感銘を受けた語録は下記の内容でしたネ。

“アメリカに来て、メジャーリーグに来て、外国人になったことで、人の心を慮ったり、人の
痛みを想像したり、今までなかった自分が現れた。この体験というのは、本を読んだり、
情報を取ることができたとしても、体験しないと自分の中からは生まれない ・・・

孤独を感じて苦しんだこと、多々あったけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えに
なるんだろうと今は思う。だから、つらいこと、しんどいことから逃げたいというのは

　

当然のことなんだけど、でもエネルギーのある元気のある時に それに立ち向かっていく。
そのことはすごく人として重要なことではないかと感じている。” ・・・・

引退会見では涙を流す選手が多いんですが、涙もなくイチロー選手の引き際は 今までに例のない引退
セレモニーでした。　日本に居たら、こんなに多くのイチロー選手の引退劇を観られませんでしたネ。　　



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