ミャンマーがえらいことになってます!
とうとう日本人の報道カメラマンである長井健司さん(50)が軍事政権の武力弾圧の銃弾で犠牲者と
なってしまいました。犠牲者は28日現在9名ということですが、あれだけの群衆の中で9名に
日本人で 且つ 報道カメラマンが含まれていたということは、軍事独裁政権側にとって最悪の
結果でしょう。単なるミャンマー人9名の死亡と違い、全世界に外国人記者が犠牲になったことが
大きく報じられ、且つ 正当性、是々非々をも問われます。長井健司さんの死がミャンマーを
大きく変えるかも知れません。
タイとも国境が繋がっており、ワタクシもここ数年で何度かミャンマーへ訪れていますので、中近東や
アフリカの内戦よりも、ずっと身近な出来事と感じて気がきではありません。
デモの直接の引き金になったのは、燃料価格の引き上げ、バスの運賃、食料品などの物価上昇で、
市民の困窮を、托鉢で暮らす僧侶たちが同情し、お互いの連帯を強めたところから・・・と
言われていますが、それよりも独裁軍事政権で一部の者が甘い汁を得ていることに対して、
今までの不平、不満が大爆発したということでしょう。
そんな折もおり、汚職防止の活動を続ける国際NGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」
(本部ベルリン)が発表した、今年の世界の汚職指数によれば、ミャンマーは最下位となっています。
同指数は、最も汚職が多い国をレベル0から最も汚職の少ない国レベル10というランクを数字で
示し、世界180カ国で国別ランキングを出ています。
今年のトップは9.4のデンマーク、フィンランド、ニュージーランドの3カ国。4位には9.3で
シンガポールが入っています。また、香港は8.3で14位、日本は7.5で17位。タイは84位で
ポイントは3.3でした。
なお、最下位ののミャンマーは1.4という数字でしたが、現軍事独裁政権が汚職体質を長く維持し現在に至った結果でしょう。
日本は1989年に現軍事政権を承認してから多種にわたって援助して来ているようですが、2003年に
民政移管を求めて新規援助を停止した経緯はありますが、2005年度には約17億円の無償資金協力を
する等、主要援助国となっています。しかし本当に効果的、効率的に使用されているのか?
日本政府は検証しているのでしょうか? ちと疑問です。
日本は、植民化していた英国や欧米よりも援助実績もあり、長井さんという犠牲者も出している
訳ですから、ここはもう日本の出番です!福田新首相も株を上げるチャンスでしょう。
中国よりも、より早くアジアの先頭に立って、ミャンマーを民政化されるようリーダーシップを
発揮してもらいたいものです。
アジアで一人だけが孤立している感があるミャンマーを救える絶好の機会です。
福田さん!頑張って下さい!!

「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです

タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
とうとう日本人の報道カメラマンである長井健司さん(50)が軍事政権の武力弾圧の銃弾で犠牲者と
なってしまいました。犠牲者は28日現在9名ということですが、あれだけの群衆の中で9名に
日本人で 且つ 報道カメラマンが含まれていたということは、軍事独裁政権側にとって最悪の
結果でしょう。単なるミャンマー人9名の死亡と違い、全世界に外国人記者が犠牲になったことが
大きく報じられ、且つ 正当性、是々非々をも問われます。長井健司さんの死がミャンマーを
大きく変えるかも知れません。
タイとも国境が繋がっており、ワタクシもここ数年で何度かミャンマーへ訪れていますので、中近東や
アフリカの内戦よりも、ずっと身近な出来事と感じて気がきではありません。
デモの直接の引き金になったのは、燃料価格の引き上げ、バスの運賃、食料品などの物価上昇で、
市民の困窮を、托鉢で暮らす僧侶たちが同情し、お互いの連帯を強めたところから・・・と
言われていますが、それよりも独裁軍事政権で一部の者が甘い汁を得ていることに対して、
今までの不平、不満が大爆発したということでしょう。
そんな折もおり、汚職防止の活動を続ける国際NGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」
(本部ベルリン)が発表した、今年の世界の汚職指数によれば、ミャンマーは最下位となっています。
同指数は、最も汚職が多い国をレベル0から最も汚職の少ない国レベル10というランクを数字で
示し、世界180カ国で国別ランキングを出ています。
今年のトップは9.4のデンマーク、フィンランド、ニュージーランドの3カ国。4位には9.3で
シンガポールが入っています。また、香港は8.3で14位、日本は7.5で17位。タイは84位で
ポイントは3.3でした。
なお、最下位ののミャンマーは1.4という数字でしたが、現軍事独裁政権が汚職体質を長く維持し現在に至った結果でしょう。
日本は1989年に現軍事政権を承認してから多種にわたって援助して来ているようですが、2003年に
民政移管を求めて新規援助を停止した経緯はありますが、2005年度には約17億円の無償資金協力を
する等、主要援助国となっています。しかし本当に効果的、効率的に使用されているのか?
日本政府は検証しているのでしょうか? ちと疑問です。
日本は、植民化していた英国や欧米よりも援助実績もあり、長井さんという犠牲者も出している
訳ですから、ここはもう日本の出番です!福田新首相も株を上げるチャンスでしょう。
中国よりも、より早くアジアの先頭に立って、ミャンマーを民政化されるようリーダーシップを
発揮してもらいたいものです。
アジアで一人だけが孤立している感があるミャンマーを救える絶好の機会です。
福田さん!頑張って下さい!!


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今回も国連で欧米がミャンマーへの制裁を求める一方、軍政と関係の深い中国は制裁に明確に反対し、決議はおろか公式声明すら出せなかったですね。
中国はパイプライン計画もあり、現政権を刺激する訳にはいかないのでしょう。
いち人間として、何か釈然としません。常任理事国の1ヶ国でも反対すれば、決議が出せないなんて変だと思います。
せめて多数決にならないものなのか?
タイとは関係ない話になってしまいました。
このような有事には、国益をさて置いて冷静に判断してほしく思いますネ。
ミャンマーも関係諸国も、一歩間違えば5年、10年のズレが出来てしまいます!
でも日本が出て行くと、中国が更に意固地になってしまうかも知れませんので、慎重を要しますね。