市民権取得の支援などを手がける「英国ヘンリー&パートナーズ」が、ビザ(査証)なしで
渡航できる国の数で各国のパスポートを比較した定例の「ヘンリーパスポート指数」最新
ランク23年度版である「グローバル パスポート ランキング」を発表しています。
7.62×12.7センチのペーパーで作製され、我々は何気なく使っている日本パスポートですが、
タイの人達からすると日本のパスポートは羨ましいそうですヨ。いや、タイ国だけではなく
偽造パスポートで日本パスポートの人気が高い理由は『ノービザで行ける国が多いから?』
だそう。 偽造者たちからすると、多くの国で効力を発揮するので欲しがるのでしょう。
ところが、日本は五年連続で維持していた1位から3位(189カ国)になってしまいました。
トップはシンガポール(192カ国)で、ドイツ、イタリア、スペインが2位(190カ国)に、
同じく3位には、オーストリア、フィンランド、フランス、ルクセンブルク、スウェーデン、
韓国の国々が並びました。 このようなもので順位をつけるのも どうかと思いますが、
ゴルフのスコアボードとして例えると、日本は実質5位タイですかネ(苦笑)。
22年度の日本は193カ国で1位でしたので、4カ国減ってしまったことになります。それは
中国、ブラジル、ミャンマーと、もう1カ国と考えていますが、どこでしょうねぇ~
同ランキング指数は、2006年から毎年、国際航空運送協会(IATA)が提供するデータに
基づいて、世界のパスポートを定期的に調査、検証し、公表ていると聞きます。
シンガポールは過去10年間で順位を五つも上げ、新たに25カ国の行き先へビザ免除と
なっています。現在 シンガポールのパスポート保持者人は、世界227都市中192都市を
ビザなしで訪れることができるといいます。言葉が適切かどうかな? シンガポールは
世界で最も強力なパスポートとなりました。 ちなみにタイ国は、64位で79カ国です。
最もパスポートの力が弱いベスト3は、101位がシリア(ビザなしで渡航できる行き先30カ国)、
102位がイラク(同29カ国)、103位がアフガニスタン(同27カ国)になります。
ランキングを開始した2006年は、旅行者がビザなしで渡航できる行き先の平均数は、58カ国
だったものが、2023年現在は109カ国となりほぼ倍増してるとのことです。しかしトップの
シンガポールは最下位のアフガニスタンより、ビザなしで渡航できる行き先が165カ国もあり、
上位と下位の差はより広がっているようです。強力なパスポートは、単に「移動の自由を保障
する渡航書」だけでなく、富裕層やビジネスマンにとっては、国際投資やビジネスチャンス
という点で、素晴らしい特権にもなります。 日本のパスポートも素晴らしいですよネ。
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