タイの読売新聞で、聞き捨てならぬニュースを目にしました。
タイのスワンナプーム国際空港の周辺には湿気帯が多々あり、多くの野鳥が生息し発着する旅客機の
そばを飛び回っていると言うのです。これって、凄く懸念されることであり、大至急に対応すべき
問題ですヨ!そうです。去る15日にニューヨークで鳥がエンジンに吸い込まれて起きた旅客機墜落事故を
思い出します。
機長の気転溢れる判断で、不時着陸しつつも幸い乗員・乗客が全員救助されましたが一つ間違えば
大惨事になる所でした。スワンナプーム空港も旅客機に野鳥の群れが衝突して大惨事になる事故がいつ
起きてもおかしくない状況にあり、パイロットの間で不安の声が高まっているんだそうです。決して他人事
でないことが奇しくも分かった次第です。しかも起きる確率がNYよりも高いんです、って。 怖~わぁ~
早速 タイ定期航空操縦士協会の訴えを受けた国際定期航空操縦士協会は、空港を管理するタイ空港
会社に対して鳥害による旅客機事故防止対策を早急に実施するよう要請したとの事です・・・当然ですネ。
昨年末の空港占拠による閉鎖事件で、政府の対応の不備が醒め止まない今 もし国際空港にこんな
事故が起きたら、それこそタイ政府の危機管理能力と姿勢が国際問題となり、観光客誘致なんてとんでもない
タイは立ち上がれないほど大きなダメージを受けることでしょうヨ。とても由々しき問題で心配です!
そもそもスワンナプーム国際空港は、ドンムアン旧国際空港、プーケット空港、チェンマイ空港、ハジャイ
空港、チェンライ空港の五つの管理運営をしているAOT(Airport Of Thailnd)という上場会社が、管理
運営し、バンコク市の中心部から東郊外の25キロに立地し、2006年9月開港の新しい国際空港です。
敷地面積は3,200平方メートルで広さは成田空港の約3倍、ドンムアン空港の約5倍となり東西二本の
滑走路を備え、旅客ターミナルビルは地上7階建て(延べ床面積は56万平方メートル)で、管制塔の高さは
約132メートルと2007年1月現在では世界最高の高さとなっています。スワンナプーム空港は世界有数な
国際空港なんです!
タイの国際交流の玄関口、そんな大切な国際空港なのに諸問題を取り巻く対応が遅すぎます。
タイの国際信用を著しくおとしめた長期占拠から二か月にもなって、漸くタイ政府が再発防止策に動き出し
たようです。同空港の安全法案と安全基準を決めたようで、法案には
①運輸省が空港の安全確保の全責任をとる、
②タイ空港会社(AOT)の取締役以上に、空港域内で運輸省令に違反した者を拘束する権限を与える・・・
等を盛り込まれていると報道されていました。が、空港占拠で莫大な被害を受けた外国企業や個人に
対する補償問題などは、今だまったく検討されていないようです。
また 現アシピット政権には、空港占拠を積極的に進め、何の謝罪の言葉も無いまま閣僚入りした者もあり
国際信用回復には程遠い状態だ、と読売新聞にも掲載されていました、っけ。
それで無くとも、空港問題はいろいろ山積みです状態です。
防げる事故・問題の早期解決が望まれます。
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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タイのスワンナプーム国際空港の周辺には湿気帯が多々あり、多くの野鳥が生息し発着する旅客機の
そばを飛び回っていると言うのです。これって、凄く懸念されることであり、大至急に対応すべき
問題ですヨ!そうです。去る15日にニューヨークで鳥がエンジンに吸い込まれて起きた旅客機墜落事故を
思い出します。
機長の気転溢れる判断で、不時着陸しつつも幸い乗員・乗客が全員救助されましたが一つ間違えば
大惨事になる所でした。スワンナプーム空港も旅客機に野鳥の群れが衝突して大惨事になる事故がいつ
起きてもおかしくない状況にあり、パイロットの間で不安の声が高まっているんだそうです。決して他人事
でないことが奇しくも分かった次第です。しかも起きる確率がNYよりも高いんです、って。 怖~わぁ~
早速 タイ定期航空操縦士協会の訴えを受けた国際定期航空操縦士協会は、空港を管理するタイ空港
会社に対して鳥害による旅客機事故防止対策を早急に実施するよう要請したとの事です・・・当然ですネ。
昨年末の空港占拠による閉鎖事件で、政府の対応の不備が醒め止まない今 もし国際空港にこんな
事故が起きたら、それこそタイ政府の危機管理能力と姿勢が国際問題となり、観光客誘致なんてとんでもない
タイは立ち上がれないほど大きなダメージを受けることでしょうヨ。とても由々しき問題で心配です!
そもそもスワンナプーム国際空港は、ドンムアン旧国際空港、プーケット空港、チェンマイ空港、ハジャイ
空港、チェンライ空港の五つの管理運営をしているAOT(Airport Of Thailnd)という上場会社が、管理
運営し、バンコク市の中心部から東郊外の25キロに立地し、2006年9月開港の新しい国際空港です。
敷地面積は3,200平方メートルで広さは成田空港の約3倍、ドンムアン空港の約5倍となり東西二本の
滑走路を備え、旅客ターミナルビルは地上7階建て(延べ床面積は56万平方メートル)で、管制塔の高さは
約132メートルと2007年1月現在では世界最高の高さとなっています。スワンナプーム空港は世界有数な
国際空港なんです!
タイの国際交流の玄関口、そんな大切な国際空港なのに諸問題を取り巻く対応が遅すぎます。
タイの国際信用を著しくおとしめた長期占拠から二か月にもなって、漸くタイ政府が再発防止策に動き出し
たようです。同空港の安全法案と安全基準を決めたようで、法案には
①運輸省が空港の安全確保の全責任をとる、
②タイ空港会社(AOT)の取締役以上に、空港域内で運輸省令に違反した者を拘束する権限を与える・・・
等を盛り込まれていると報道されていました。が、空港占拠で莫大な被害を受けた外国企業や個人に
対する補償問題などは、今だまったく検討されていないようです。
また 現アシピット政権には、空港占拠を積極的に進め、何の謝罪の言葉も無いまま閣僚入りした者もあり
国際信用回復には程遠い状態だ、と読売新聞にも掲載されていました、っけ。
それで無くとも、空港問題はいろいろ山積みです状態です。
防げる事故・問題の早期解決が望まれます。
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2007年11月5日付け「バンコク週報」に詳細な記事がありますので、長文ですが転載します。
政治的な空港占拠では人命には影響ありませんが、バードストライクは直接人命にかかわるので何とか解決願いたいものです。
■スワンナプーム空港、「鳥問題」に頭悩ます
バードストライクが年間約40件
鳥が航空機に衝突する「バードストライク」の被害がスワンナプーム空港で問題となっている。もともと野鳥の多く生息していた湿地帯に空港を建設したため、開港前から危惧する声は出ていたが、それが現実のものとなった。現在、同空港を運営するタイ空港社ではこの鳥問題対策を進めている。 (倉林義仁記者)
タイ空港社危険動物管理課のサヤン・ピヤンタップティ課長によれば、昨年9月28日にスワンナプーム空港が正式開港して以来、40件近いバードストライクが起きているという。
バードストライクによる被害は軽微なものが多いが、時には機体に大きなダメージを与えることがある。エンジンの空気吸入口に鳥が吸い込まれた場合には、内部のブレード(羽)を損傷することがあり、修理が必要となる。
今年4月29日には英国のマンチェスター空港で乗客・乗員221人が乗ったボーイング757機のエンジンに2羽の鳥が飛び込み離陸直後、そのエンジンから出火。空港に引き返すという事故が起きている。
スワンナプーム空港ではそこまで深刻な被害は起きていないが、モスクワ発のエアロフロート・ロシア航空機がエンジン部にかなりの損傷を被ったことがあるという。ただ、同空港以外で鳥が飛び込んだ可能性も否定はできないとのことだ。
日本の国土交通省によると、2006年に国内で起きたバードストライクは約1200件。しかし、これは80カ所の空港・飛行場の総計であり、それと比べた場合、スワンナプーム空港での発生率は高いといえるだろう。実際、機長からの鳥対策を求める要望はかなり多いという。
同空港では8月に入ってから鳥の飛来が急増している。中でも特に危険視されているのが、コウノトリ。大型で骨太であることから、エンジン部に深刻な損傷を与える可能性があるためだ。
タイ空港社では鳥対策として、爆竹で脅したり、ネットを設置したりしているほか、近隣の木にある巣を採取。また、薬品散布で滑走路周辺の虫や植物を駆除するなどして、一定の成果は上げているものの、まだまだ不十分な状況だ。そのため、現在、空港から離れたチャチュンサオ県バンパコン郡に鳥園を造園し、そこに鳥を大移動させる計画も浮上しているという。
サヤン課長は「ドンムアン空港ではバードストライクの被害はほとんどなかった」と話す。スワンナプームとは「黄金の地」という意味のタイ語であるが、空港が出来る前、鳥にとってはこの地はまさに楽園だった。湿地帯であったことから、虫と貝が豊富であり、米作も3期作が可能なため、1年を通じて餌が不足することがなかった。また、巣を作る森林にも恵まれていた。そのため、40年以上にわたり、鳥はこの地を棲家としており、05年6月に仮開港した時から、バードストライクの危険が指摘されていた。
例年、10月から4月は渡り鳥が多く飛来してくる季節だ。このため、タイ空港社では近く会議を開き、今後の対策を検討することにしている。ただ、現在検討中の鳥園造園にしても、「鳥が棲家を変えるためには5年以上必要」(タイ国野鳥保護協会のルンロート・チュカモンコン名誉顧問)であることから、長期的な対策が必要となりそうだ。
なお、日本人利用客の多い全日空(ANA)やバンコクエアウェイズではこれまでスワンナプーム空港でバードストライクの被害はないとのことだ。
また 一つ視野が広がりました。
これからも宜しくお願いします。