“嵐の前の静けさ” でしょうか、いよいよ明日13日に迫った 「バンコク封鎖・シャットダウン作戦」 と
称した大規模な反政府デモの今日、スクンビット通りアソーク近辺も いやに 不気味な雰囲気です。
明日は、親政府・親タクシンの反独裁民主戦線 （赤シャツ） も対抗して大規模集会を 行なうでしょうから
心配されるのは、双方の衝突ですよネ。 ここで 血生臭いぶつかり合いが、起きなければいいんだけど …
昨日の子供の日に当たり、バンコク大学が バンコク市内の６才から14才の子供1,193人にアンケートを
取ったところ、約８割の子供達が 「将来 政治家にはなりたくない」 と答えたそうですヨ。 子供達から
見ても、今 騒いでいる大人達の動向と形相が異様に見えるんでしょう。 寂しいような、安心するような ・・・
明日、タイ当局は 警官、兵士１万人以上を バンコク都内に出動させ、警戒に当たるようですが、双方の
衝突の仲介やデモ隊の阻止を 実力で図れば、それを 口実に軍が介入してきて軍事クーデターが起きる
可能性もありますからねぇ～ ここが一番 懸念されます。 或いは、撤去させられず長期化するかですネ。
反タイ政府派が予定している明日の大規模デモ 「バンコク・シャットダウン」 は、下記の７カ所に
ステージ、テントなどを 設置しますが、彼らは 長期間の間 占拠する構えですネ、きっと ・・・
１ ルムピニ公園・ ２ 高架電車ＢＴＳアソーク駅前・ ３ ラチャプラソン交差点（セントラルワールド前）・
４ パトゥムワン交差点（ＭＢＫセンター前）・ ５ 戦勝記念塔（ＢＴＳビクトリーモニュメント駅）・
６ ラープラーオ・ ７ 政府総合庁舎 の７カ所です。
占拠が始まれば、主幹線道路が麻痺し、通勤・通学者が高架電車ＢＴＳ、地下鉄MRTなどに殺到し、
ラッシュアワーの混雑が、より悪化することが予想されます。 運輸省がバンコク郊外に５ゾーンの
36カ所に駐車場を 設置し、都心部への通勤・通学に公共機関の呼びかけを 行ないますから尚更です。
市内と空港を 結ぶエアポートリンクは、通常運転を 予定していますが、運行時間を 夜中の２時まで
延長する計画と聞いています。 在タイ日本大使館が何度も注意喚起しているように 観光客は、
これらの場所には 近づかないように。 パタヤなどの郊外観光へ、この機会に出かけた方が良いかもネ。
11月から観光シーズンですが、バンコク市内のホテル利用客も 日を 追うごとに減ってきており、従来の
90％から40％～50％に半減しそうな気配です。 今年の第一四半期の観光収入も前年同期比に対し
100億バーツの減収になる見通しです、って。 いくつかの航空会社が減便するのも理解できます。
また 今年の中国旧正月は31日かな、訪タイする中国人観光客もキャンセルの動きが見られるようですヨ。
明日から しばらくは、スワンナプーム / ドンムアン空港を 利用する際、フライト時刻の４時間前に
宿泊先を 出るように したほうが良いでしょうネ ・・・ 念のため。 また近況を 報告します。
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