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タイで デング熱を 侮ってはいけませんよ!

2016年01月19日 | タイの海外安全情報
  
 いやぁ~ 驚きました。 デング熱が重症化し、バンコクの国立ラマティボディ病院に
入院していた、タイで人気俳優のトリサディー・サハウォンさん (37) が亡くなりました。
タイで生活していれば、どこかのテレビ放映で観たことがある男優さんです。

 

11月かな? 当ブログでも、「デング熱が重症化して左足を切断し、左肺で出血も起き 手術を
受けている。 重体だけど容体は安定しているが予断を許さない状態」 と伝えていました。 

11月9日からデング熱に罹り入院していていたんですが、昨日の正午ごろ、多臓器不全で死去した
ということです。 その後の闘病生活も大変だったと聞きます。 ご冥福をお祈りいたしましょう ・・・

“デング熱で死ぬなんて” と日本では あまりピンと来ないかも知れませんが、こうして知っている
芸能人の方が亡くなると、ましてや タイで生活していると 非常に身近に感じてきますよネ。

 

デング熱はデングウイルスを保有する蚊に刺されることで感染し、3日~15日の潜伏期を経て、
38度~40度の発熱、頭痛、関節痛などが起きてしまいます。 こうして近代医学が発達していても
現在のところ予防接種や特効薬は無く、蚊に刺されないことが何よりの予防策なんですネ。

デング熱に罹ると体のだるさと熱っぽさが続くようになり、体温はずっと38度以上で 食事も普段の
半分ほどしか食べられない日が何日か続きます。 血圧と血液検査を調べればデング熱かどうか
分りますから、こんな症状があれば、蚊に刺されたか記憶があいまであっても病院へ行きましょう。

 

タイ保健省によれば、2015年にタイ国内で報告があったデング熱、重症型のデング出血熱とデング
ショック症候群の患者数は計14万2,925人で死者は141人でした。 全国ですから少ないようですが、
昨年の患者数が4万278人、死者41人でしたから3倍以上増えているんですネ。 これは要注意です!

しかも、バンコク特別行政区を含むタイにある77 県で、バンコクが人口10万人あたりの感染率が5位で
461.9人というから尚更です。 全国平均は219.5人で、県別で 最も高かったのは中部ペチャブリ県の
620.2人、次いで東部ラヨン県 582.8人、中部ラチャブリ県 513.1人、北部ウタイタニ県 472.8人でした。 

当ブログでも何度も書いていますが、池が多いタイのゴルフ場では 特にゴルフのハーフパンツには
気をつけないといけませんヨ! 今のタイの気候は乾季で、この時期の気温が一番 蚊にとって良い

 

季節だそうですからネ。 35度もあるような真夏日だと、蚊はその暑さに耐えられず死んでしまいます。 
活発に動くのが25度前後以下といいますからねぇ~ 日本も夏が終わりの残暑が残る頃が要注意です。

タイでは、今は朝夕 毎日が要注意です。 池によく入れてしまう 「イケメン・ゴルファー」 は、
 小型の虫よけスプレーを持参するといいでしょう。 私のことか、ってか!   



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