6日、元タレントの田代まさし(63)が 覚せい剤所持の現行犯で5度目の逮捕。
使用者もいけませんが、なんとか日本に入ってくる覚醒剤を防げんませんかねぇ~
時期を同じくして、タイから日本に密輸される寸前で、覚醒剤が発見されています。一つは
タイの空港で日本に郵送予定だった掛け時計の中から覚醒剤 約8キロが見つかりました。

11日、バンコク近郊の空港で国際郵便で大阪市に送られる予定だった掛け時計20個の中
からです。タイの末端価格で約7,000万円といいます。警察は台湾の男二人が犯行に関与
したとみて行方を追っていますが、一人はすでにマレーシアに向けて出国したとのこと。
近年は、覚醒剤を郵送する為だけにタイに入国し、発送の手続きを終えるとすぐに第三国に逃走する
ケースが相次いでいるというんです。世界の実行犯も手を変え品を変え、創意工夫を凝らしてきます。

さらに昨日は、タイ警察が日本へ密輸用の覚醒剤176キロ超を押収したと報じられています。
このキロ数は末端価格で約105億円以上になるとか。 驚きます。同時に怖いですよねぇ~
というのは、日本での覚醒剤の末端価格は、タイのおよそ5倍といわれ、タイを経由して日本へ
薬物が密輸されるケースも急増しているというのです。日本は最高な市場になっているようです。
警察当局は密輸ルートの解明に向けて捜査を進めているといいます。しかし、これが田代まさし
容疑者らに渡っていると考えると、ぞっとしますよネ。 密輸入元がタイとは情けなくなります。

バンコク近郊の空港で日本向けの航空貨物に不審な点があったため調べたところ、健康器具が
収められた箱の中から36キロの覚醒剤を発見。発送者が借りていた倉庫を捜索し、更に10個の
健康器具の箱から計140キロの覚醒剤を見つけたといいます。警察はタイ人の男(44)を逮捕
しましたが、関与を否定しているようです。 健康器具とは、段々と手が込んできていますネ。

近年、極端に日本での覚醒剤の密輸が急増し、同時に押収量も増えており、日本の麻薬取締捜査
関係者は、大きなリスクを背負いながら、薬物密輸がなくなるよう働いてくれているんでしょう。
それはタイでも同様で、捜査では 捜査官が買人を装う、オトリ捜査も頻繁に行なわれています。
日本でもオトリ捜査はあるんでしょうが、タイの場合 相手は拳銃を持っていることは当たり前
ですからネ。 いつでしたか、タイ南部のスラータニー県で、オトリ捜査が行なわれました。
バイヤーを装った警察官が、自動車で麻薬を運んできた二人組に近づき、車から降りたそのうちの
一人と取引をしようとしていた時、発砲され46歳の警察軍曹は、病院で死亡が確認されました。

昔は一部の警察上層部が、“組織に関わっているから解決しない” なんて言われた時代もありました。
今も皆無とは言えないかも知れませんが、麻薬取り締まりに体を張っている警察官もいることも
事実であり、捜査中に殉職する人も少なくありません。 本当になんとかしないといけません。
取り締まる側が生命のリスクを冒しているにも関わらず、いかにも軽い気持ちで覚醒剤をやって
しまう常習者たち。タイと日本だけでなく世界が一つになって撲滅強化に努めてほしいものです!
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



覚醒剤の撲滅の難しさは、警察がいくら取り締まっても、警察や軍やタイの上流階級層の中に、覚醒剤で大儲けしている、という事情があります。
覚醒剤中毒者300万人を捕まえても、収容する刑務所が少な過ぎてどうにもなりません。
日本では覚醒剤利用者に対する刑罰が軽過ぎて、一向に減りません。再犯率が高いので、逮捕したら無期懲役にでもしないと、田代のように繰り返すだけです。
https://www.escape2bangkok.com/entry/thai-drug-heaven
覚醒剤を本気で撲滅したいなら、生産地を潰すしか方法はありません。覚醒剤はミャンマーの黄金地帯で生産されているそうですが、ミャンマー政府・警察が手出しできず、作り放題の状態にあります。まあ、覚醒剤ビジネスは巨万の富を生むので、本気で取り締まる国は無さそうです。
https://globalnewsview.org/archives/9905
これからも宜しくお願いします。