ようやく、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が、笠りつ子プロの暴言問題に処分を下しましたネ。
内容は厳重注意を言い渡し、選手としてのマナーや礼儀を叩き込まれる新人セミナー3日間の
受講を義務づけました。LPGAの対応が遅いことと、処分が非常に軽いという声が大半のようです。
品行方正な女子プロゴルファー養成を目指しているLPGAでは、これまで以上に、他のツアー
メンバーを対象に年1回以上マナー、言葉遣いなどの品位に関する講習会を実施し、ツアー
会場で暴言を吐く選手の撲滅を進めていくといいます。どこかの女子高校の校則のようです。
問題の発端は笠りつ子プロが、10月下旬に行われた「NOBUTAグループ・マスターズ」の会場で
使用しようとしたタオルが無いことに対して関係者に「死ね」などと暴言を浴びせたことでした。
昨年男子ツアーで、片山晋呉プロがプロアマ戦で招待客に不快な思いをさせ、約3カ月ツアー出場を
自粛し、30万円の制裁金と厳重注意処分を受けました。それに比べて軽い処分と言われています。
当時、片山プロと青木/石川会長が揃って謝罪記者会見も行なわれました。LPGAも男子ツアーのように
一部の選手の言葉遣いや態度が問題となって、試合数が減ってしまうことは、避けたい所でしょうネ。
でも今回の問題は「風呂場のタオルがなくなって困る」という主催者側と協会が話し合い、大会期間中は
タオルを置かないことを事前に決めていました。ところが、協会から選手への伝達が徹底されておらず、
笠プロはそれを知らないことで立腹し、暴言問題に発展してしまいました。勿論、本人もいけません。
ですが、LPGAも選手への伝達が出来ていなかったという、自分たちのミスを公にしなかった所に
やましさも有り、対応の遅さと軽い処分となったのでしょう。非常にお粗末な結果となりましたネ。
それを知ってか、この問題をリークしたのは、なんでも物事をズバリ訴える岡本綾子氏でした。元々は、
岡本氏と穏便派の樋口久子LPGA顧問・小林浩美会長との確執から起こった問題だとも言われています。
もし そうなら、笠りつ子プロも被害者なのかも知れません。LPGAが “事件解明” に手間取っている間、
笠プロは自筆の謝罪文を発表し、自らツアー出場を自粛していました。LPGAの処分発表まで事件発生から
約3週間も経ってしまいました。笠りつ子プロは来週の「大王製紙エリエールレディス」から出場
できるらしいですが、その間に様々な憶測や変な噂話も流れ、ちょっと可哀そうな気がしますよネ。
でも選手たちも、ちょっと知られるようになると、ゴルフ用具やウエアーなど提供してもらえるのが
当たり前の世界になっています。バスタオルを平気で持って帰ってしまうのも、そんな体質からも来て
いるのでしょう。同問題は、全てが上手く回転しているLPGAに対して「戒め」なのかも知れませんネ。
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いきなり「頭固いね。死ね。」とは言わないと想像できるのですが、如何でしょ。
最近はクレーマー対応とか言って、相手を無視するような業者がいますよね。
今回の暴言事件の顛末は下記サイトに書いてありますよ。「パタヤのおっさん」さんは読んでいませんか?
https://www.pargolf.co.jp/special/122914
副支配人には非は感じられませんね。
そもそも、ゴルフ場の浴場のタオルを本来の目的以外に使って、勝手に持ち出す行為(世間では窃盗という)が女子プロ選手の間に蔓延していたのが問題です。あまりに蔓延し過ぎて罪の意識が無くなっていたのでしょうね。
事を荒立てたくないLPGA側が内密に処理しようとしたが(問題の笠りつ子は4日間プレーしている)、最終日のスポーツ新聞で岡本さんが告発し、天地を揺るがす事態となりました。
LPGA側が泡を食って対応を協議したが、今回のような大甘な処分になった。来年の6月くらいまでの出場停止が妥当な処分と考えるが、来週には出てくるようだね。
こんな大甘裁定では、笠りつ子が来週出場した際に、ギャラリーから「もう出てきたのか?」「おまえの賞品はタオル1年分だ」とか、散々ヤジられる事態が想定されますね。
これからも宜しくお願いします。