今月9日、保健省令から『大麻が麻薬処罰法の「第5種麻薬」から除外する』ことが発効され、
大麻の栽培が合法となりました。大麻栽培の合法化になって、後から使用する規制が加えられて
いる感がします。最初から考えられる問題点をクリアして合法化していけば良いんですがねぇ~
昨日はアヌティン保健相が改めて、公共の場所での大麻使用を禁止し、20歳未満と妊婦の
大麻使用を規制する新たな規則に署名したと公表。 官報に掲載後に有効となるといます。
新規制では、大麻栽培のサイトやアプリなどにアクセスできる国民は、20歳以上で、
妊娠中や授乳中の女性はアクセスできないことを明確に規定したといいます。また、
大麻を処方された患者は、30日以内であれば所持できる等、曖昧さも露出しています。
大麻草の自家栽培が登録制となり、13日午後5時までに、タイ食品薬品委員会の登録用
サイトと専用アプリへのアクセス回数は約3,659万に上ったといいますからネ。そして
約77万人が栽培登録を行なったと。未成年者など多くのアクセスがあったのでしょう。
<トリーヌット教育相>
大麻の合法化に伴い早速、トリーヌット教育相が、“大麻が学生に及ぼす影響を心配している”
と述べています。 教育省の管轄する学校については、大麻の持ち込みを禁止し、学生と
教職員に、大麻のプラス面とマイナス面をよく理解させる必要があると憂慮しています。
教育省としては、大麻摂取後の死亡例が報告されていることから、大麻の嗜好目的の使用の他、
調理に大麻草を使うことが、人にどのような影響を及ぼすかなどについても懸念しているよう。
この大麻栽培合法化で、政府とバンコク都庁の間でもパチパチ火花もぶつかり合っていますネ。
チャチャート都知事が14日、51歳の男性が大麻を吸った後に心不全で死亡し、16歳の少年ら
三人が過剰摂取の症状に苦しんでいることを明かせば、早々に、アヌティン保健相は、“他の
疾患で死亡したのであり、大麻吸引が原因で死亡したものではない” と打ち消しています。
大麻摂取と死亡の因果関係に言及していた事に、アヌティン保健相が強く反発していました。
<アヌティン保健相>
でも他の三人については、どう説明するんでしょうネ。16歳の少年は大麻の過剰摂取症状と
診断され、病院の集中治療室の人工呼吸器に入れられました。17歳と25歳の二人は、大麻
摂取後に、急速な心拍と動悸に苦しんだ後、病院に運び込まれています。 明日に続きます。
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