タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

タイにこんな制度があることも知っておいて!

2018年10月28日 | タイの海外安全情報
 
 私がタイへ来始めた、また生活するようになったのは2005年頃ですが、初めて
今 住んでいるアパートメントから「TMカードの控え」の提示を求められました。

タイへ入国の際に入国審査官にパスポートと共に記入したイミグレーションカードと呼ばれる
入国カードを提出します。今度 出国する際に必要なデパーチャーカード(Departure Card)は
パスポートと共に返してくれます。「TMカード」とは、このデパーチャーカードのことをいいます。

 
 <TMカード(Departure Card)>

TMカードの下には番号が割り振られてあり、ホテルなどに外国人が到着すると ホテルは
「24時間以内に入国管理オフィスに報告しなければならない」という規則があるんですネ。
ホテルでなくともゲストハウス・マンションやアパートメント・民家も同様だそうです。

オーナーや管理者は入国のたびに報告しなければなりませんが、オンラインでもできるように
なっているとか。これは外国人の滞在場所を掌握しておき、捜査や捜索などに活用されます。

 
 <X-RAY OUTLAW FOREIGNER作戦>

アパートメントがTMカードの提示を求めたのは「X-RAY OUTLAW FOREIGNER(ならず者外国人追放作戦)」
という銘打った活動が強化されているからでしょうかネ? これはタイで不法入国・不法滞在・詐欺・売春・
人身売買・ドラッグ売買などの犯罪行為に手を染める不良外国人をあぶり出して摘発する作戦です。

同活動は、今年2月上旬から3月末までの間に6回の作戦を実行。歓楽街、市場、語学学校
などタイ各地で一斉に取り締まりを行ない、時には一度の作戦で100人を越える外国人を
逮捕しています。その時まで この作戦では、日本人が摘発された例はありませんでした。

 

それが今月初めに行なわれた23回目の活動作戦では、タイ各地の語学学校や市場など265カ所を捜索し、
オーバーステイや外国人事業法違反などで約700人が逮捕され、日本人一人も含まれていました。

その日本人は、タイに不法滞在していた66歳の男性で、東北部ムクダハン市で逮捕されています。
17年2月28日にタイに入国し1カ月後の3月29日に滞在期限が切れた後も滞在していました。
取り調べで「新しいパスポートやビザを取得する金がなかった」と供述したといいます。

これまでの活動作戦で、約5,000カ所を捜索し、約3,500人の外国人が逮捕しているそうで、タイ
警察では、さらに約7,000人の外国人が不法滞在していると見ており、さらに強化するようです。

 

TMカードの提出を求めたのは、私のアパートメントにも 何がしらのお達しが来たのかも。
これはオーナーの問題ですが、長期滞在する場合にビザの延長などができなくなる可能性も

あるやも知れません。長期滞在者は、こんな制度があることを知っておいて下さい。そうは
言いながら、バンコクなど外国人が多い都市では ・・・ 長くなりますので明日に続きます。   



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです  

  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
家主も罰する (パタヤのおっさん)
2018-10-28 15:18:10
この制度、我が家では3年前くらいに情報が入っています。
家主のレポート提出が遅れたり、提出しない場合、罰せられるとのことでした。
シリヤ人家族に家賃の安いぼろ家を賃貸していたところこの情報が伝わってきて、シリヤ人も妻のタイ人も何の罪意識なくレポートを提出しました。
このことにより、シリア人のオーバーステイが発覚、イミグレに呼び出しを受け、その後賃貸契約を解除され、彼らの行方は分かりません。
端折った書き込みなのでわかりにくいかもしれません。お許しを。
返信する
TM30 時代錯誤? (山内)
2018-10-29 09:37:23
チェンマイやパタヤでは2年前に大騒動となり、在住日本人の間で話題沸騰になった「TM30」問題が、ようやくバンコクにも押し寄せてきましたか?
nagaichiさんが家主から請求されたTMカードとは、出入国カード(TM6)のことを言います。
タイでは、外国人を宿泊させた家主は近くのイミグレーションに24時間以内に届け出る義務があります。(TM30と言う書類で届ける)
しかし、現実には、そんなことをしている家主はいませんでした。
突然、2年前に、チェンマイやパタヤでは、TM30の届け出が無い外国人長期滞在者はビザの更新時にイミグレに出向いた際に、「貴方はTM30の届け出は無いので、罰金1600Bを払いなさい」と一方的な通告を受けてビックリ仰天し、大騒ぎとなったのです。
TM30ショックは瞬く間に在住外国人社会に衝撃を与え、在住外国人は一斉にイミグレにTM30の届け出に向かいました。
本来、TM30は、家主が届け出るものですが、家主が怠っているため、ビザの更新に支障が出る
外国人が止む無く行うようになったのです。
https://thai-lab.net/thai-lifehacks/tm30tm28
★チェンマイでのTM30運用状況
http://www.sawadeechao.net/repeattraveler/repeattraveler_13.htm
★在チェンマイ日本総領事館からのTM30通達内容
http://chaocnx.seesaa.net/article/444094852.html
TM30に関する法律は1979年にできましたが、実際には死物化していました。
所が、不法滞在外国人の取り締まり強化で、日の目を見たということです。
TM30という法律は、一昔前のミャンマーのように「鎖国」をしている国家が外国人を管理するツールです。
タイ国は観光立国です。年間3000万人以上の外国人が入国しています。そんな開放型国家が鎖国時代のTM30を持ち出すとは時代錯誤としか言いようがありません。
返信する
皆さんへ (nagaichi)
2018-11-01 18:48:22
情報とコメントを有難うございます。
これからも宜しくお願いします。
返信する

コメントを投稿