昨日、バンコク都は19日時点でワクチン接種を二回完了した都民が70%を超えたと発表。
同日で接種完了者は5,437,553人となり、バンコクの総人口の70.63%に達したとのことです。
77都県のうち、県別で接種二回の完了が7割を超えたのはプーケット県に続いて2カ所目。
タイ王国政府官報によりますと、20年12月31日現在のバンコク都の人口は、5,588,222人。
当然ですが、77都県のうち、バンコク都の人口が最多です。(タイ全土では66,186,727人)
ただビフォーコロナの人口は、都に登録していない、或いは出稼ぎの人たちを含めると
800万人とも一千万人とも言われていました。コロナ禍でバンコク都内から離れた人も
多いでしょうから、現在 実際のバンコク都の人口は、700万人前後が妥当でしょうかネ。
人口が集中しているバンコク都、当然 感染者も また 多く確認されています。昨日の都内の
新規感染者は全国トップの1,037人でした。(タイ全国では一万人を割って9,122人)
<バレーボールの選手もシノベック接種後に感染しています>
さて、バンコク都のワクチン一回接種者は、既に100%を超えているようですが、
中国製のシノバックワクチン接種の人が多いでしょうから、油断はできませんネ。
住民登録していない出稼ぎの人も多いので、正確な人口を計るのは難しいですが、
とは言え、タイ政府やバンコク都知事が言及していた、外国人旅行者を隔離無しで
受け入れるための条件、市民7割のワクチン接種をクリアしたことになりました。
<病院を視察するアサウィン都知事>
それを受けてか、バンコク都のアサウィン知事は、来月からの正式な観光客受け入れに
備えて、受け入れを支援する委員会を設立する条例に署名しています。委員会には、観光
スポーツ省、公衆衛生省、外務省、入国管理局、タイ空港の代表者が参加します。また、
タイ商工会議所、タイ工業連盟、タイホテル協会なども顧問として構成されるとのこと。
先月は、ワクチン接種率が低すぎるとして10月の受け入れを、タイ政府に懸念を示し
ていたアサウィン都知事でしたが、“今回は体制が整った” として力強く語っています。
「ワクチン接種していれば隔離無し」と なっても、日本が低リスク国に入らなければ、
意味ありません。近日中に その対象国が発表されるようですが、多分 大丈夫でしょう。
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