先月10日の当ブログで、タイ国政府観光庁が「外国人観光客は旅行保険に入るように」と
いう話をしました。 今度は、政府が ロングステイヤーに保険加入を義務付けるようです。
タイで外国人旅行者が治療費を払えず、医療機関が大きな負担になっているといいます。
事故や急病で病院へ行かざるを得ないケースになっても、旅行保険に入らずに来ており、
治療費の払いができない人がいます。公立病院の外国人観光客からの未回収の治療費が
3億バーツ(約15億5千万円)にも及んで、未払いの治療費が問題視されている昨今です。
ロングステイヤーでも、そのような人が多くなっているんでしょうネ、きっと。タイに
長期滞在する50歳以上の外国人に対し、今後 保険の加入が義務付けられるといいます。
加入は、50歳以上のリタイヤビザの新規申請者、更新希望者が対象です。保険契約は、外来治療に
対して最大4万バーツ、入院治療に対して40万バーツの補償が必要となるとしています。同契約の
支払額は明確になっておらず、各保険会社によって変わってきそうです。今後 調べていきましょう。
外国人の未払いにより公立病院の財政的負担を軽減する為に導入するもので、既に内閣の承認を得て
いるとのこと。すでに自国で加入した保険の有効性の確認については、今後協議するとしています。
そう、この辺が気になります。 でも日本の海外保険は3カ月間の有効が基本ですからネ。
私の場合は基本的に3カ月に一度 帰国していましたが、今年は3カ月を過ぎてしまいました。
そんな 3カ月以上の滞在となると、タイの保険にお世話にならざるを得ないですねぇ~
もし健康上のリスクが高く、保険に加入できない場合、タイで生活をするに十分な額の銀行
預金の提示を要求する可能性があるとしています。 政府として未回収の治療費が問題と
なっている現状では、病院に支払うお金を持っていない滞在者には、そうなるでしょうねぇ~
こんなことを耳にしています。一時期 バンコクより涼しく温暖な気候で住みやすいタイ北部
チェンマイに、リタイア後 ロングステイする多くの日本人がやって来ました。充実した日々を
送る人がいる一方で、長期滞在する中 生活が困窮する人が出たり、また急速な高齢化に伴い、
病院でお世話になる機会が多くなります。そのような人たちの治療費が大きな問題だと ・・・
北部9県を管轄する在チェンマイ日本総領事館によりますと、17年に在留届を出している
日本人は3,200人を超えていますが、そのうち60歳以上が5割、70歳以上は3割を占めると
いいます。年金での生活者が多いと聞きます。 バンコクに比べて物価も安いですからネ。
食事や遊行、ゴルフでお金を使ってくれる外国人は大歓迎でしょうが、治療費が払えない外国人は
大きな迷惑どころか、入国お断りなのは当然でしょう。 タイ政府もしっかりして来ました。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
タイの保険会社の場合、年間保険料は、70歳の場合、約30万円、80歳の場合、約50万円になります。
http://www.bangkokinsurance.com/long-stay-visa/
ただし、タイの高級私立病院で大きな手術を受けると、40万Bでは全く足りません。
日本の保険会社の海外旅行保険(長期)で調べると、70歳未満の場合、疾病治療費用1000万円上限として、保険料(年間)は約17万円です。ただし、70歳以上になると、保険料は保険会社との個別交渉になり、かなり高くなります。
https://www.207207.jp/long/
>日本の海外保険は3カ月間の有効が基本ですからネ。私の場合は基本的に3カ月に一度 帰国していましたが・・・
この保険は一般の保険ではなく、クレジットカード付帯の海外旅行保険ではありませんか?
当方もミドルステイ(タイでの滞在は3か月未満)なので、もし、クレジットカードの付帯保険がロングステイビザ(リタイアメントビザ)の適格保険として認められるなら有難いのですが・・・
世界の各国(イギリス・ドイツ等)は、日本と同様にクレジットカードに海外旅行付帯保険が付いているものなのでしょうか?(事情通の方は教えてください)
もし世界共通でクレジットカードに付帯保険されているならば、
今後の改正時、適格保険として認めて欲しいですが、
それを証明する方法をどのようにするのかが課題ですね。
リタイアメントビザの有効期間は1年ですから、保険期間も1年ないと、適格保険としては認めにくいでしょうね。
裏技ですが・・・複数のクレジットカードを保有して、保険期間を延ばす方法があります。
①自動付帯・利用付帯のいずれでもいいですが、まずは90日間の補償期間が得られます。
②90日経過時、今度は①とは異なる利用付帯のクレジットカードで、現地(海外)で電車など交通機関のチケットを購入し、ここから90日間の保険期間がスタートします。
③ ②を繰り返す(異なるカードで)ことで、保険期間を引き延ばすことが可能になるのです。
詳細は下記サイトを読んで下さい。
https://www.woshiru.com/creditcard/mokuteki/kaigai_ryokou/kaigaihoken_enchou.html
東京さんのおっしゃる「保険期間の引き延ばしは策」は、パスポートで
帰国していないことが分り、そのようには、ならないのではないでしょうか?
90日以上の海外旅行をする場合、保険会社の補償期間は90日で終了するということであり、帰国の有無は関係ありません。
https://www.jal.co.jp/jalcard/function/insurance_qa.html