タイの少年野球が世界大会へ！

　
　ワタシも陰ながら応援している、タイ国少年野球チーム　“バンコク・サンダース”　へ　東京で
開催される　「28回　IBA　世界少年軟球野球選手権」　から、待ちに待った招待状が届きました！！
スケジュールは、7月21日から23日ですが、今から非常に楽しみです・・・

　どうして、　“バンコク・サンダース”　に招待状が来たんでしょう？　

実は、08年10月にシンガポールにて行われた　「第五回　IBA-Boys　南アジア少年軟式野球大会」　で
優勝したご褒美なんですネ。　同大会には、強豪の日本、韓国、台湾も参加しますから、野球の歴史が
浅いタイの少年野球チームが　優勝することは大変なことなんです！　
（他に　香港、フィリピン、シンガポール、インドネシアの合計12チームが参加）

　
　　　　　　　　　＜チームを指導する青山監督＞

　青山監督が、野球というスポーツを知らないタイの少年達を指導して十数年が経ちますが、このような
大会に出場できるようになったのは、まだ5、6年なんですヨ。　その中での初優勝ですから、しかも
決勝までに野球王国の日本チームを破っての優勝ですからネ。　青山監督の心境たるや・・・

正に　“タイ野球チーム、ここに有り”　と、世界に　そして　野球王国の日本に証明してくれました！　
その結果　更なる強豪　米国・キューバも参加する世界大会へ出場となった次第です。

　
　　　＜タイ少年野球チーム、ホント　強くなりました！＞

　処で　IBAとは、International Boys Nankyu Baseball Association Japan　の略で、1982年（28年前）に
現文部科学省より、海外少年野球組織との国際交流を行う組織として認可を受けた社団法人なんです。
理事長には、元プロ野球監督の古葉竹識氏が就任しており、野球教室や指導者研修会も行っています。

　タイ国少年野球チーム　“バンコク・サンダース”、　今ではこのIBA（軟式）やリトルリーグ（硬式）など
多くの大会に参戦するのは当り前になりましたが、IBA世界大会参加の次なる目標はリトルリーグでの
アジア大会予選突破でしょうかネ？　ようやく　ここまでたどり着きました！

　
　　　　　＜今度はリトルリーグ予選突破が目標です！＞

　そもそも　タイの野球がスタートしたのは、タイに工場を持つ日本企業の　「ミネベア」　が、アジア野球/
国際野球連盟の協力を得て、タイにおける野球の紹介と普及の為　1992年（18年前）にタイ・アマチュア
野球連盟の設立に尽力したのが切っ掛けです。　以来　事務局もミネベア内に置いています。

ですので、今でも練習するグランドはミネベア工場の敷地内を借りて行っており、子供達のバスでの送迎や
食事等をも　ミネベアがサポートしています。　タイの野球を語るに　「ミネベア」　無くして語れません。　

　　
　　　　　　　　＜タイ人と日本人との混成チーム＞

　青山監督が00年頃から指導するようになってから、メキメキと力をつけ　一人からスタートした育成も、
現在では5人のコーチが監督を補佐し、部員数もタイ人・日本人合わせて150名以上になります。　

　さぁ～　いよいよ　東京での世界大会出場です！　場所は江戸川区営球場で行われます。
ワタクシも　その頃は日本におるでしょうから、応援に駆けつけます！　

読者の皆さんも、声援でも寄付でも宜しく応援をお願いします。　　



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