タイ国は10月よりコロナウイルス対策の入国規制を完全撤廃し、一気に経済活動を正常化し、
景気回復に繋げるムードが高まっています。 それには観光業の復活が第一としています。
国内旅行の防疫体制も緩和し、陽性者でも軽症なら隔離を求めず外出できるようにしました。
タイ政府は、観光シーズンである第4四半期(10月~12月)に突入したこともあり、ここで
ビフォーコロナ以上に、「タイをASEANにおける輸送ハブに成長させる」ことをも 念頭に、
タイ国内の主要空港で利用者増に備え、空港施設の拡充と充実化を急がせています。
タイ国の一大観光地である南部プーケット島も、コロナ禍で大打撃を受けましたが、一足先に
数カ月前から感染対策の制限措置が緩和されており、徐々に観光客が増加しています。
同県庁によれば、今年1月~8月期に400万人以上が同県を訪れ、660億バーツ(約2,508億円)
以上の観光収入がもたらされたといいます。 今は外国人が一日当たり3,000人~5,000人が
プーケットにやって来ていますが、それでもコロナ禍前の約4割に留めっているとのこと。
政府は、外国人観光客の受け入れを拡大し、10月1日から23年3月末までの時限措置として、
日本人を含むビザ(査証)免除国からの渡航者は、ビザなしで滞在できる期間を従来の30日間
から45日間に延長していることは、既報の通り。特に日本人の来タイ増に期待しているようです。
今年の日本人観光客は1月1日から9月20日までで来タイしたのは、166,709人です。
コロナ禍前の2019年には、約180万人の日本人が訪タイしていますので、どうしても
期待してしまうのでしょうネ。 日本人ゴルファーも20万人前後来タイしています。
<ユタサック長官>
タイ国政府観光庁(TAT)のユタサック長官は、今年10月~12月に日本人観光客のタイ誘致に
力を入れ、その流れで来年一年間に125万人に増やしたい意向です。 これに伴う観光収入を
750億バーツ(約2,850億円)程度に拡大したいと意気込んでいるようですヨ。
そのうえ、観光収入を増やすには訪タイする日本人に、これまで以上にお金を落として貰う
必要があります。TATでは、日本の主要旅行会社7社と協力してホテル料金や スパ料金の
割引などを提供することで、日本人旅行者にタイ滞在日数を増やして貰いたいとしています。
こんな時こそ、TATは日本人ゴルファー向けにゴルフ場と組んで、観光においては オフ
シーズンとなる季節にでも、プロモーション等々を企画すれば良いんですがねぇ~
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