今 タイでコンドミニアム購入のチャンス？

金融危機に端を発した景気後退はもちろんですが、それに輪をかけた主要通貨に対する急速な
円高が響き、来日外国人旅行者数が急減しています！

前年同月比（11月）マイナス19.3％で4ヶ月連続前年を下回り、特にウォン安が大きく、韓国は46.2％の
激減だそうです。政府が目標に掲げ「2010年に来日外国人旅行者1,000万人」と、官民ともに誘致活動を
展開して、昨年までは順調に行っていましたが、円高という一人勝ちで大きく足を引っ張っています。

逆に、タイに日本円ベースで生活している方々、定期的に訪タイするロングステイヤーの方々にとっては
また一段と円高バーツ安が進み、理想的な展開となっています。現在、一万円が3,800バーツ台です。
今　訪タイするたびに日本円を持ち込んでいる人が多数居ますが、その気持ちよ～く分りますネ。

そんな中、世界的な経済危機の広がりとタイ国内の政治混乱の影響を受けて、バンコクなどの都市部で
コンドミニアムの需要が急減し一気に供給過多に陥っている、という報道が紙面を賑わしています。

そうです。供給過多による価格割引と円高というダブルパンチで、日本円を持つ日本人にとっては圧倒的に
有利な訳ですネ。タイ人・外国人の消費者意識の不安から来る購買意欲の低下で、国内不動産市場に
悪影響を与え、住宅購入者の激減にも繋がっているようです。一方、将来　タイでコンドミニアムなんかを
購入しようと考えている日本人の長期滞在者の方々には、願って無いチャンス到来と言った所でしょうか。

例えば不動産情報産業センターによりますと、スカイトレインや地下鉄の半径2キロメートル以内には
175のコンドミニアム計画（66,232戸）があるそうですが、その内の約30％（20,761戸）は、未だ売れ
残ったままだそうです。コンドミニアムの価格は多種に亘りますので一概に言えませんが、一戸300万B
としましても、一年前とでは日本円で70万円、80万円変わってきますモノね。これは大きいです！

何もスカイトレインや地下鉄の半径2キロメートル以内に拘らなければ、都心部よりも更に価格割引や
低額化になっているでしょうネ。現在スカイラインのスクンビット通り終点であるオンヌット駅以降の
延長工事が盛んに行なわれていますが、この同駅・エリアからスクンビット通りソイ109までの周辺などは
穴場かも知れませんヨ・・・　都心から少し離れれば100万バーツで素晴らしい物件もあるでしょうヨ。

次回の訪タイの折にでも散歩がてら散策してみますネ。

唯　注意も必要です！　来年はタイ経済も相当に落ち込むでしょうから中小不動産会社は厳しい年になる
と思われますので、不動産業界も淘汰されますでしょうし、不動産会社を選ぶには資金が豊富な
大手会社などしっかりした会社で交渉・購入すべきでしょう。



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