10月の「日本オープン」で95年ぶりのアマチュア優勝を飾り、9月の「パナソニック
オープン」に続くアマチュア史上初のプロツアー2勝の偉業を達成した蝉川泰果クンが、
プロ宣言して 蝉川泰果プロになりました。 21歳の東北福祉大在学中の四年生です。
世界アマチュアランキング1位にもなっており、悔いのない学生時代でしたでしょう。
「日本オープン」制覇により今後、国内ツアーでの5年間シードが約束されています。
先輩の松山英樹・金谷拓実・中島啓太プロら、誰もが成し得なかったプロのスタートです。
デビュー戦は、明後日 3日開幕の「マイナビ ABC チャンピオンシップ」になります。
同会場となる ABC ゴルフ倶楽部は 昨年、49位でベストアマを獲得した愛着のある大会と
言います。それは、彼の出身地は兵庫県加東市であり、プロ2勝も兵庫県で手にしており、
何かを持っている感じがします。「マイナビ ABC」は注目の一戦となりそうで楽しみですネ。
そんな素晴らしい、羨ましいスタートが切れる蝉川泰果プロとは裏腹に、国内女子ゴルフの
最終プロテストが、今日から(1日~4日)茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で実施されます。
一昨年はコロナ禍のため延期され、20年度分は昨年6月に行なわれ、21年度分は、
11月に実施されています。今年は通常通りのスケジュールで行なわれており、8月から
<21年11月の最終プロテストに合格した選手>
一次(5カ所)、10月に二次(3カ所)と実施されました。その二次予選通過者と日本女子
アマ選手権覇者など同予選免除者の合計101人が出場し、ついに最終プロテストを迎えました。
最後の戦いに挑み、プロを目指して4日間 72ホールのストロークプレーで、20位タイまでが
合格です。が、誰もが最後まで戦えません。 三日目の54ホールで80位タイまでの選手が、第四
ラウンドへ進めます。最後の18ホールを終え、20位タイまでの選手が晴れて合格となります。
<パナラット選手>
この難問に挑戦し、最終プロテストを迎えるタイ人が二人いますネ。スパマス・サンチャン選手
(26歳)とパナラット・タナポンブンヤラス選手(24歳)です。二人ともアマチュア時代から
活躍しており、最近まで米国のLPGAで参戦していた選手です。今度は日本での挑戦ですかネ。
<スパマス選手>
また今回、注目されているのは、吉田優利プロの妹・ 鈴さん(りん、18歳)はじめ、
植竹希望・臼井麗香・脇元華プロら、既に活躍しているプロの妹さんらが最終テストに
残っており、今年の「日本女子アマ」の覇者である寺岡沙弥香さん(20歳)や、ツアー
実績もある高木優奈(24歳)さんなども出場しますからネ。且つ、米国ツアーの経験者である
タイの二人も交え、ハイレベルな関門突破争いが予想されます。 さて、どなるでしょう。
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