日本の女子ゴルフ選手で また一人、ニューヒロインが誕生しましたねぇ~ 「資生堂
レディース」にて、今度は、2003年度生まれの「ダイヤモンド」と呼ばれる世代の
櫻井心那プロ(ここな 19歳)です。 プレーオフ(PO)に勝っての逆転優勝でした。
5位から出た櫻井心那プロが、18ホールを68で回り、通算10アンダーで並んだ桑木志帆
プロ(20歳)とのプレーオフ2ホール目でバーディを奪い、見事 初優勝を飾りました。
プロへ転向の二年目ですが、ルーキーの昨季は、ステップアップ ツアーで史上最多となる5勝を
挙げたホープ中のホープでした。 いつかは? と思われていましたが、20歳前の勝利で良かった!
下部のステップアップで5勝して、19歳で優勝慣れしていると思いきや、レギュラーツアーは
声援も表彰式も規模が大きく、取材の内容も 全然 違い、全てにおいて感動したようですヨ。
櫻井プロの武器はドライバーの飛距離で、平均252・88ヤードという数字は、選手全体で2位に
なっています。 ステップアップを含め、今回 初経験のプレーオフでも、遺憾なく その武器を
発揮していました。“アドレナリンが出るとキャリーで260ヤードを超し、飛距離で困ったことは
ない” と、同大会でキャディを務めたお兄さんの豪さん(20歳)が明かしていました ・・・
<櫻井ファミリー>
昨季はステップアップで史上最多5勝を挙げた上、パーオン率や平均ストロークなど13部門で
1位に輝いていましたので、今季もレギュラーツアーでも、直ぐに勝てると思っていましたが、
そうは甘くなかったですネ。その一番の課題となったのは、100ヤード以内の精度のようです。
先週は、小学4年生時から指導を受ける園田謙介コーチ(38歳)が長崎から駆けつけ、その
課題と弱点のアプローチ克服を徹底的に修正したといいます。これが功を奏し、首位を捉え、
プレーオフに結びついた 上がり2ホールの連続バーディに繋がりましたネ。また、勝負を
決したプレーオフの2打目は、残り80ヤードをピタリと寄せ、その効果はてきめんでした。
<今度は佐藤心結プロ( 左)の番かな>
「ダイヤモンド世代」には、昨年「日本女子選手権」にて19歳133日で優勝した川崎春花プロ、
同年「住友生命レディス」にて19歳94日で初優勝した尾関彩美プロらがいます。 何とか
レギュラーツアーも19歳139日という19歳代で勝つことが出来、遅まきながら仲間入りです。
インタビューや優勝スピーチを聴いていても、ふわふわした言動が無く、しっかりした19歳に
育っています。 稲見萌寧(もね)、山下美夢有(みゆう)、岩井明愛・千怜姉妹らも そうですが、
どうしたら、このような子たちが育つんでしょ? 次回は彼女達の育て方に注視してみたいです。
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