一昨日はタバコの話をしましたので、今日はアルコール、ビールの話です。
タイでは、アルコール類は20歳以上に販売が許可されており、また 販売日や時間に規制があります。
通常は11時~14時、17時~24時までの間が販売許可時間。 また仏教関係の日、選挙の前日と当日も
禁じられます。 仏教日はタイ上座部仏教の五戒の中にアルコールが入っていますので理解できますが、
選挙でも性悪説でものを考えます。 飲みすぎると選挙に行かない、買収されやすい。 冷静な
判断がされない ・・・ ・・・ 等々の理由のようですヨ。 外国人はこんな日、自宅で飲みます (苦笑)。
キリンがまとめた昨年の世界ビール生産量によると、前年比1.1%減の約1億8864.2万キロリットル
(東京ドーム約152杯分) で、2年連続で前年を下回りましたが、昼間の購入など、タイはアルコール類の
規制があっても、6.4%も伸び235・6万キロリットル (同1.9杯分) で15位でした。 ちなみに日本は、
0.1%減の546.4万キロリットル (同4.4杯分) で7位です。
2005年と比較すると、中国は40.3%、ブラジルは48.7%、ベトナムは38.8%の国々同様、
タイも38.4%増加して、タイのアルコール規制は、決して消費止めにはなっていないようです。
さて ビール好きに、『美容と健康ひとくちメモ』 というメルマガで、こんな嬉しい話を目にしました。
ビールには薬のような効果があり、おつまみに最適な枝豆も体にとって、優秀な食材なんだそうですヨ。
ビールは、古代エジプトでは液体のパンと呼ばれ健康に良いとされ、英国では風邪をひくと、黒ビールに
卵を混ぜて飲む民間療法があり、欧米では20世紀の初頭までホップやホップチンキが薬屋で鎮静剤・
安眠剤として売られ、日本でも明治初期には、薬として薬屋で売られていたことがあったそうです。
ビールには、ビタミンB2、カリウム、ナイアシンを含んでおり、消化器を刺激して栄養分の吸収を促したり、体力の
増強に役立ち、ホップの苦味は、精神をリラックスさせる鎮静効果や消化を助け食欲増進に効果があるとか。
また、炭酸ガスは胃壁を刺激して胃液の分泌を促し、胃の働きを活発にさせる働きがあり、また
ビールには利尿作用もあって、医学の始祖といわれるヒポクラテスの処方書にも、発疹性の
病人に発芽した大麦の煎汁を飲ませて、排尿量を増加させる治療法が書かれているそうです。
枝豆といえばビールのおつまみの代名詞のようですが、大豆の未熟なものなので野菜の仲間に
入り、「豆」 と 「野菜」 のいいところがダブルで取れ、実は夏の優秀食材なんだだそうです。
ご存知、大豆に含まれる栄養素であるたんぱく質、ビタミンB1、B2、食物繊維、カルシウムが豊富な
うえに、大豆には含まれない栄養素、ビタミンA、ビタミンCも豊富に含まれていると聞きます。
このたんぱく質+ビタミンB1は、アルコールを分解する働きがあり、悪酔いや二日酔い防止になるので、
昔から 「ビールに枝豆」 は理にかなっているんですネ。 また、大豆イソフラボン、鉄分、カリウム、
食物繊維なども含まれ、女性にとってもやさしい効果がいっぱいです。
さぁ~ アルコール規制なんて、なんのその! ビールと枝豆で、暑い日タイを元気に乗り切りましょう!
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