タイでは 毎年4月~6月になりますと、デング熱とマラリアの感染者数がメディアを通じて報告され、
タイ国民や観光客に注意を促します。 まず ホテルなどに滞在する観光客は、罹りません。
が、バンコクに住んでいるワタクシの知人はデング熱に罹ってしまいました。 それがゴルフ場の蚊で
デング熱に罹ったらしいと言うのですから聞き捨てなりません。 今日は念の為にそのお話しです・・・
<その知人はすぐに完治しましたが、ゴルフ場では注意が必要です!>
先週末にデング熱とマラリア、二つのニュースが流れました。
タイの代表的なリゾートである南タイのサ ムイ島で、デング熱の感染率が高くなっていることから、
タイ保健省は貯水池にボウフラを食べる魚を放したり、デング熱に関するタイ語・英語のハンド ブックを
旅行者に配るなど、対策を強化する方針である、と発表しています。
同省によると、1月1日~6月7日にタイ国内で確認されたデング熱・デング出血熱の感染者は2万663人、
死者は22人。 バンコクでは2,515人が感染し、1人が死亡したと・・・ 亡くなる人もいるんです!
(昨年は5万6,651人が感染し50人が死亡、バンコクでは7,873人の感染で3人が死亡)
デング熱は、ウイルスを保有している熱帯シマ蚊に刺されることで感染し、3日~7日の潜伏期間を経て、
38度~40度の発熱、頭痛、関節痛などが起きます。 風邪の症状に似ていますが、大きな違いは
喉頭痛がないこと。 予防接種・特効薬は無く、最も有効な予防法は蚊に刺されないことだそうです・・・
<熱帯のシマ蚊に注意!>
時折、蚊の多いゴルフ場にぶつかる時なんかありますよネ。 要注意ですヨ!
さて もう一つのマラリア・・・ 今年1月1日~6月7日にタイ国内で確認されたマラリア感染者は
8,600人で、このうち5人が死亡したとの事。 ミャンマー・カンボジア国境付近や森林部での感染が
多く バンコク都でも19人の感染と少なく、まず 日本人観光客は心配いらないでしょう・・・
ハマダラ蚊がマラリア原虫を媒介することで感染しますが、症状は高熱・悪寒・頭痛・腹痛などが起き
マラリアも蚊に刺されないことが一番の予防法です。 全世界では、年間200万人から300万人が
死亡しているそうですが、その大半はアフリカの子供たちのようです・・・
<子供達は罹りやすい?>
やはり 要注意は、ゴルフ場でも罹るデング熱ですネ。 ロイヤル レイクサイドGCなど川の近くにある
ゴルフ場なんかは、キャディーさん自身 蚊が近寄らないスプレーなど持っていることもありますが、
どうしても心配で気になる人は、日本から自宅からそんな予防スプレーを持参したほうがいいでしょうネ。
処で、熱帯シマ蚊は熱帯地方特有の蚊で、日本で感染することは無いんですが、地球温暖化の影響で
台湾では すでに感染例が確認されて、近い将来 沖縄で感染者が出る可能性は十分にあるようです。
ゴルファーの方々、「デング熱」 頭の隅に記憶しておいて下さいましな。
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