早いものでワタシが喘息の発作で、バンコク病院へ緊急入院して1年が経ちました ・・・
今は 完治したわけではありませんが、日本の主治医から予防する薬を服用するだけで、
良くなり、タイに来ていてもバンコク病院のお世話になるようなことは もう ありません。
ワタシの病名は軽い「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」のようです。COPDとは、気管支や肺に 障害が
生じる病気で、主な原因はタバコなどの有害な空気を繰り返し吸うこと に よって罹るとされています。
ワタシも昔はヘビースモーカーでしたからねぇ~ なにしろ前職がタバコの会社でしたから(苦笑)。
そこで今日は、ワタシの経験をもとに、COPDの話をしますネ。 思い当る方は 是非 参考にして下さい。
特にゴルファーは要注意! COPDに罹っている人は、運動禁止と診断されるケースもありますから尚更です。
ゴルフスイングは瞬発力を要する運動なので、急激なリキミと動きで脈拍を急激に上げ、不整脈などを起こす
原因にもなると言います。よくゴルフ場で倒れる人がいますが、結構 COPD に罹っている人が多いと聞きます。
お医者さん曰く、生活している中で 次の項目で、もし三つ以上、当てはまることがあったら、
病院へ行ってチェックした方が良いと ・・・ 皆さんは 大丈夫ですか?
□ 喫煙者である。 または10年以上の喫煙歴がある。
□ 風邪でもないのに、咳をすることが多い。
□ 痰が絡む。
□ 少し体を動かしただけで、息切れがする。
□ 40歳以上である。
どうです? 三つ以上 当てはまる人はCOPDの疑いがあるそうですヨ。 よく風邪と 勘違いしやすく、
軽視しておくと 重症化してしまいますから、軽いからといって決して侮ってはいけません。
現在 厚生労働省が把握しているCOPD患者数は 約22万人で、日本人の40歳以上の人口約 8.6%(約530万人以上)。
ですが、気づかずにいる “隠れCOPD患者” を入れると、相当な患者数になるようです。 なぜならば
咳や痰がよく出る、風邪を引き易い、タバコを吸うとむせる、などと いった初期症状だけでは
医師の診断を仰ぐ人が少ないからだと聞きました。 上のチェックで三つ以上ある人は要注意です。
COPD患者には 結構 ゴルファーが多いらしく、主治医は「ゴルフはやっても 大丈夫か?」という質問を
よく されるそうです。「やってもいいが、体力を十分につけてからやるように」と答えているそうです。
日頃から 或いは プレーする前から多めに 歩くなどの運動は欠かさないでやるように。また重症化傾向の
人には、しっかりと筋力トレーニングを することで、スイングをしたり 長い時間 歩いたりしても、発作が
起きない丈夫な体を 作っておく必要がありそうです。 ワタシも今はジョギング時に筋トレの真似事ごとを …
意外ですが、COPDは世界の死亡原因の中でも6位に位置し、日本でも全体の死亡原因の10位です。
もし COPDと診断されても、ゴルフがしたいのであれば、二つの心構えが必要との事。
一に 禁煙、二に 体力づくり、三、四が無くて五に 禁煙 ・・・
今日は 喫煙者の方々には、気分を害させたかも 知れませんネ。 是非 お許しを ・・・
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