タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

タイのセブンイレブンが中国へ進出かも知れない!

2015年03月08日 | タイの番外編

 米国の経済誌フォーブスがまとめる 「2015年版の世界長者番付」 で、10億ドル以上の資産を
持つ富豪の81位に、タイのジャルーン・ポーカパン (CP) グループのタニン・ジアラワノン会長
74歳が、タイでは最高位の資産136億ドル (約1兆6,456億円) を 持つと公表されていました。

 
  <伊藤忠と業務提携、右から4番目がタニン会長 ・・・>

なんでも、世界で過去最高の1,826人となり前年から181人増えたそうです、資産額1位は米国
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏 (59) で、792億ドル (約9兆5,832億円) だそうです。 

どれくらいのお金なのか想像もつきません (笑)。   その10億ドルのリストに、
タイからは 前年より6人多い17人が、新たな長者番付リストに加わったとのことです。

 タニン・ジアラワノン会長のCPグループは、セブンイレブンや通信大手トゥルーなどを 展開する
大手財閥として知られていますが、昨年7月に1,020億円を 投じて日本の伊藤忠株を4.7%取得し、
筆頭株主となったことで、日本のメディアでも大きな話題となりましたので、ご存知でしょう。

 

タニン会長の立身出世話は、タイの人なら一通りの話ができるくらい有名です。 
1920年代に中国から移民してきて、バンコクの中華街で野菜の種や苗を 売って
スタートし、今や世界でも有数の巨大企業グループを 一代で築き上げた人です。 

タニン会長はタイだけでは飽き足らず、これからは中国へ拡大しようと目論んでいるとか。 日本など
中国離れの中、敢えてCPが中国へ向かうには、いくつかの理由があるとメディアは報じています。

  

 中国は 「生産拠点および消費市場」 として、十分に戦えると強い意欲を 見せているようですヨ。

まだまだ人口の多さを 見込んで大いなる市場として捉えていること、タイの移民先で一旗揚げたので
いつかは祖国へ凱旋したいという気持ちを 根底に持ち続けていること、華僑ゆえに中国人の文化を
理解していることなどです。 伊藤忠株を 持ったのも中国での進出に役立てようというものらしい。

CPグループは、すでに中国で食肉加工工場を 運営していますが、タイで培ってきたコンビの運営
ノウハウを 投入し、そこで販売するチルド弁当と冷凍弁当の大型製造工場を 青島に建設しています。

 

この工場を パイロット工場として、今後中国で10拠点以上の生産拠点設営が予定されているとか。 
様々な企業を 運営し、独自の視点とポテンシャルを 持つCPグループは、中国国内では日本企業の
大変なライバルとなります。 今後 CPグループがどのように展開していくのか注目ですネ。  


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あります (要名変)
2015-03-25 00:05:23
在中国 在那里7-11了不起狼多
返信する

コメントを投稿