いきなり唐突ですが・・・
ワタクシの友人は、白昼堂々、エンポリアム・デパートのエスカレーターで、後ろから押さたスキにパスポートの
入ったセカンドバックの盗難に遭い、大変な思いと面倒な手間を余儀なくされた経験があります。
一昨年の出来事で、犯人グループはフィリピン人でした。バックをすぐに放さなかった為、引きずられて負傷するケースも
あるようですが、幸いにも友人は怪我など無かったのですが、パスポートの盗難による再発行は、イミグレーションで
本人が入国する時に非常に時間がかかるそうで、今だに尾を引いているようです。
こんな事件が、2006年に較べると昨年は大幅に減っていると言います。
タイでは、2006年10月から「ビザ無しの滞在が、初回の入国時から半年以内で90日まで」に制限しましたが、この規制を
出入国管理事務所が導入した理由は、ビザを取得せずに長期滞在し犯罪行為を重ねているフィリピン人やインド人を
取り締まる目的であったとバンコク週報も報じています。
2006年の在タイ日本大使館の邦人援護件数が1,703件発生したのに対し、昨年は1,313件と390件も減っているそうです。(前年比23%減)
特にフィリピン人の犯人が圧倒的に多かった「いかさま賭博」が65件から25件と40件も減ったそうです。その他
「スリ・置き引き・引ったくり」も前年の357件から206件へと151件も激減し、同規則が功を奏したと、鼻高々のようです。
在タイ日本大使館も「身の安全は自分で守る」という意識が高まっているも、「ビザ規制の影響があるのではないか」と話しています。
2006年10月に同規則が施行された時には、日本人も含めた外国人には不評と混乱を来たしましたが、こうして目的に合った
結果が出れば誰もが納得もするでしょう。もし要因が同規制にあるとすれば、最近に無い“あっぱれ”な出来事です!
しかし、気になる数字は、こうして援護件数が前年より減ってはいても、世界全在外交館の中で15年連続してタイが最多との事です。
これだけを聞くと、如何にもタイの治安が悪いように聞こえてしまいます。在タイ邦人が、5万人とも6万人とも言われ、
年間130万人以上の日本人観光客も、陸続きのマレーシアを除けば世界一位の数ですし、当然 事件などに巻き込まれる
ケースも多くなるでしょう。
7月に日本外務省から世界全外交館の数字が発表されるようですが、単なる件数の多さだけを叫ぶのでは無く、日本人の
在国滞在者数と観光客数に対しての発生比率で出して貰いたいですネ。そうするとタイはそんなに高くは無いような気がしますが・・・
そうは言いながら、11月に殺害された日本人女性の事件も解決されていませんし、日本人の交通事故は14件から25件に増えています。
“自分の安全は自分で守る”よう、皆さんも十分にご注意下さいませ。
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
ワタクシの友人は、白昼堂々、エンポリアム・デパートのエスカレーターで、後ろから押さたスキにパスポートの
入ったセカンドバックの盗難に遭い、大変な思いと面倒な手間を余儀なくされた経験があります。
一昨年の出来事で、犯人グループはフィリピン人でした。バックをすぐに放さなかった為、引きずられて負傷するケースも
あるようですが、幸いにも友人は怪我など無かったのですが、パスポートの盗難による再発行は、イミグレーションで
本人が入国する時に非常に時間がかかるそうで、今だに尾を引いているようです。
こんな事件が、2006年に較べると昨年は大幅に減っていると言います。
タイでは、2006年10月から「ビザ無しの滞在が、初回の入国時から半年以内で90日まで」に制限しましたが、この規制を
出入国管理事務所が導入した理由は、ビザを取得せずに長期滞在し犯罪行為を重ねているフィリピン人やインド人を
取り締まる目的であったとバンコク週報も報じています。
2006年の在タイ日本大使館の邦人援護件数が1,703件発生したのに対し、昨年は1,313件と390件も減っているそうです。(前年比23%減)
特にフィリピン人の犯人が圧倒的に多かった「いかさま賭博」が65件から25件と40件も減ったそうです。その他
「スリ・置き引き・引ったくり」も前年の357件から206件へと151件も激減し、同規則が功を奏したと、鼻高々のようです。
在タイ日本大使館も「身の安全は自分で守る」という意識が高まっているも、「ビザ規制の影響があるのではないか」と話しています。
2006年10月に同規則が施行された時には、日本人も含めた外国人には不評と混乱を来たしましたが、こうして目的に合った
結果が出れば誰もが納得もするでしょう。もし要因が同規制にあるとすれば、最近に無い“あっぱれ”な出来事です!
しかし、気になる数字は、こうして援護件数が前年より減ってはいても、世界全在外交館の中で15年連続してタイが最多との事です。
これだけを聞くと、如何にもタイの治安が悪いように聞こえてしまいます。在タイ邦人が、5万人とも6万人とも言われ、
年間130万人以上の日本人観光客も、陸続きのマレーシアを除けば世界一位の数ですし、当然 事件などに巻き込まれる
ケースも多くなるでしょう。
7月に日本外務省から世界全外交館の数字が発表されるようですが、単なる件数の多さだけを叫ぶのでは無く、日本人の
在国滞在者数と観光客数に対しての発生比率で出して貰いたいですネ。そうするとタイはそんなに高くは無いような気がしますが・・・
そうは言いながら、11月に殺害された日本人女性の事件も解決されていませんし、日本人の交通事故は14件から25件に増えています。
“自分の安全は自分で守る”よう、皆さんも十分にご注意下さいませ。
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
強盗件数は、日本が5,988件、タイは7,151件、フィリッピン7,558件
(日本とマレーシアは2005年統計ですが、タイとフィリッピンは2004年統計)
人口比で見れば、殺人事件は、タイは日本の8倍、フィリッピンは15倍、マレーシアは2倍です。
タイで目立つのは、強姦件数です。
毎年5,000件以上発生していますが、事件として表面化しないものが10倍以上あるようです。
短期旅行者とロングステイヤーでは、事件の態様も違うようです。
短期旅行者は、置き引きやイカサマ賭博など単純犯罪に引っかかる比率が高いですが、ロングステイヤーはタイ人との対応に失敗し、恨みをかったりしないことが肝要でしょう。
日本大使館発行の「タイ 安全のしおり」があります。
ご参考に。
http://www.th.emb-japan.go.jp/consular/shiori.pdf
正しくは下記です。
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/shiori.pdf