今や、カジノは世界100カ国以上で開場されており、主要国でカジノが禁止されているのは日本だけ、
東南アジアではタイだけです。 日タイとも 時代遅れなのかも知れません。 昨日からの続きです。
最近では、マカオやシンガポールが、カジノを中心とした統合型リゾート (IR) によって、外国人
観光客を 大幅に増やし、国内総生産 (GDP) の飛躍的な成長を 遂げているのは、承知のところです。
そうした世界の流れから、タイと日本は大きく取り残されている、と言ったら言い過ぎでしょうかね?
まぁ~ これも合法化することへの国民の 不安や反発を 恐れる政治家が動き出せないからでしょう。
カジノの街といえば、かつては米国ラスベガスでしたが、現在は マカオ (中国の特別行政区)が、
ラスベガスの5倍もの売上を 持つ世界最大のカジノ都市になっていると聞きます。 お隣の香港が
金融センターや中国ビジネスの玄関口として世界に存在感を 示すのに比べ、目立ちませんでしたが、
今や、マカオが香港を はるかに上回るスピードで急成長し、アジアの新成長モデルにもなっています。
そして、マカオから3,000キロ南のシンガポール。 2010年の成長率は1965年の建国以来、最高の
14.8%を 記録したとか。 この突然の高成長を もたらしたのも、同年2月にオープンしたリゾート・
ワールド・セントーサと6月に開業したマリーナベイ・サンズの二つの巨大カジノ・リゾートでした。
シンガポールは 規則ばかりで、退屈なお堅い国という評判でしたが、カジノを 認める法律を2006年に
成立させ、大転換を 図った その成果、世界から人が集まる魅力的な観光地に生まれ変わりました。
カジノの合法化というと、巨大なカジノ場が次々できるというイメージを 持ってしまいますが、意外と
そうでもありません。 シンガポールの場合なども、カジノの面積はIR全体のわずか3%にすぎません。
大部分は宿泊施設・ショッピングセンター・コンサート会場やアトラクション施設などのエンター
テインメント施設・見本市会場で、総合的な楽しみの場であり、ビジネスの場なんですネ。
インラック首相が、 MICE (ミーティング(M) ・インセンティブ(I) ・コンベンション(C) ・
エキシビション &イベント(E)の誘致に懸命であれば、カジノを 含めたIRは必要不可欠でしょう。
日本だって、伝統、文化という他国にない魅力や温泉、世界トップクラスの食など観光資源を 豊富に
持っていますが、唯一欠けているのは、IRという海外から観光客を 呼び寄せる為の起爆剤でしょう。
しかし、昨日発表した安倍政権の第三成長戦略に、IR造成を 盛り込む方針を 固めていたんですが、
入っていませんねぇ~ IRは、海外の富裕層を ターゲットに出来るし、日本でお金を 使って貰うには
恰好の武器なんですが ・・・ 最も 効果的な成長戦略なのに、“今でしょ!” と言いたいですねぇ~
カジノを中心とした統合型リゾート IR、日タイとも 早くスタートすれば良いのに …
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