タイでは請求書のチェックを！

タイ国のあらゆる値段が、料金がよく分かっていないと、つい“ぼられたかな？”・・・なんて思ってしまいます。

支払った金額が少しでも高いと、後になって「やられた～」・・・　“ぼられた”“吹っ掛けられた”“騙された”と・・
嫌ですね。こんな言葉でそう思ってしまうのは・・・　日本の定価販売に慣れてしまっている我々は言い値に敏感です。

“ぼられる”のが嫌で、やたら猜疑心が強くなっている人を時々見かけますが、タイでぼられるのは、何も外国人だけでは無く
タイ人がタイ人によくぼられることもあるようですヨ。相手がよく知らなければ、高く言ってきたり、ふっかけてくるのは
日本でも、どこの国でも一緒で人の習性かも知れません。（泣）特にタイではお国が、お役人が「お手本」を示しちゃってます。

例えば、国立公園などの入場料です。タイ人は30バーツなのに外国人は200バーツと、当り前のように外国人用の値段が
設定されています。その他にもタイ人と外国人の料金の違うモノは結構あります。民間ではなく国の機関ですからね～。
“外国人からは高く取っていいんですよ”とタイ国民に言っているようなものです。（笑）

まぁ～　こういうケースは、ぼる、とか　ふっかける、とか　では無く「外国人はタイ人よりお金持ちだから高くても当然」と
お役人は考えているのでしょうか。国の機関がこれですもの、一般の人も見習いますわネ。ここにもお金持ちは
持っていない人を助ける精神が、文化が垣間見られます。

それにしても入場料、外国人はタイ人の7倍ですよ。こんなこと・・・タニアの悪徳タクシーだって、いいとこ4倍です！

お国のせいでは無いでしょうが、二、三年前にこんな話しを耳にしました。

と、ある日本人、欧米人も多く集まるタイ料理レストランで、長い間キャッシャーとウェイター、ウェイトレスが
一緒になって日本人のお客に対して水増しして請求していたそうです・・・　ワタクシもそうですが、いちいち請求書を
チェックしませんものネ。タイに長く住んでいる日本人が「どうも、おかしい」ということで発覚したようです。

タイ人、欧米人には行なわず、日本人だけに・・ということですから、ここでも日本人の平和ボケが露出したようです。
人の良さにも程があります。長い間言われた通りの請求を支払ってきたそうですヨ。
もちろん関係スタッフは解雇されたようですが・・・

チェックしないお客もいけない、と言われても仕方ありません。ここは海外ですからネ。日本とは違います。

よくタイの人は、請求書が来ると時間をかけて、品数と値段をチェックしているのを見かけますが、我々はどうも苦手です。
ワタクシもこのケースを聞いてから請求書を一様チェックするようには努めていますが・・・

最近は、表示価格で販売する所が増えてきているようですが、タイでは昔から売り手と買い手の合意でなりたっている
伝統がありますから、タイの人は買物をする場合どんなものでも一応値切るようですので、ワタクシもそうしています。

唯　値切れるモノと値切れないモノがありますし、タイの店員に日本のようなサービスを求めても相手にされませんし
「お客様は神様だ！」なんて言われているのは日本だけですからネ。

タイでは買い手より売り手の方が強いことを頭に入れておいたほうが良さそうです。
ぼれれる、ふっかけられる、のを防ぐには、モノの相場を知る努力も必要ですね。


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです 　　


　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト