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タイの大きな社会問題、違法薬物をどう根絶させるか!

2019年06月14日 | タイの海外安全情報
 
 昨日、タイ人男女2人ずつが 覚醒剤を持って、名古屋行きの便に搭乗しようとして、
麻薬取締法違反の容疑で、4人がドンムアン空港で逮捕された との報道がありました。

想像している通り、こうしてタイを経由して日本へも違法薬物が持ち込まれているんですねぇ~
背後にいくつもの犯罪組織の存在があり、欧米や日本などに密輸されていると言われています。

 
 <逮捕劇の経緯を説明するタイ警察>

今回の4人は、覚醒剤を詰めたビニール袋を腸内や膣内に隠して覚醒剤 合計 約1,800グラムを
持っていました。 男の1人は過去に2回、同様の手口で密輸を行なった と供述しています。

4人の自白に基づき、供給元のフィリピン人女性、リベリア人男性とタイ人女性ら3人も 芋づる式で
逮捕。 こうしてタイへ外国人が入り込んで、国際的な麻薬組織になっているのは珍しくありません。

5日にタイ警察は、バンコク北郊のパトゥムタニ県で覚醒剤1,495キロ、ケタミン91キロ、
トラック2台、自動車4台などを押収し、タイ人男性(26)を逮捕しています。押収した麻薬は
ミャンマーから持ち込まれ、第3国に密輸されるところだったといいます。量が半端ないです。

 

昨年の6月には、バンコク港から1隻の貨物船が韓国・釜山へ出港。翌月6日に到着後、
韓国の捜査当局が積み荷の機械の中から覚醒剤90キロを見つけました。韓国で過去最大の

押収量だったといいます。密輸には多国間の組織が関与しており、日本・台湾・韓国の6人が
逮捕され、日本人などの4人が国際手配されています。日本人も大きく関わっています(悲)。

 

タイの政府機関で麻薬取締委員会という組織がありますが、その事務局によると、覚醒剤の多くは原料が
中国からミャンマーの少数民族武装勢力の支配地域に運ばれ密造されます。そこからタイに持ち込まれ、

世界各地へ密輸されています。昨年の押収量は、覚醒剤約18トン、低純度の錠剤型覚醒剤ヤーバー(違法
薬物を混ぜて錠剤にしたタイの麻薬)は、約5億錠と 共に過去最高を記録したといいますから驚きです。

 

これだけ大量にタイ国内に違法薬物が出入りしている現況ですから、違法薬物の蔓延は、当然
深刻化しており、その諸悪の根源を何とかしたいもの。逮捕されるのは氷山の一角ですからネ。

タイ政府も取り締まりを強化していますが、追いついていないのが実情でしょう。民政になって
首相を継続したプラユット氏の大きな課題となるでしょう。新政権では より頑張ってほしいですネ。

でも更に困るのが、国内で薬物が簡単に入手できるので、使用者も多いことです。明日に続きます。  



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