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いよいよ日本製の車両が入ってくるけど あとが心配?

2015年09月18日 | タイの楽しみ
   
 下の図は 2029年に、バンコク首都圏で各路線が完成した際の電車と地下鉄の最終計画路線だそうです。

2029年というと 14年後ですヨ。これは完成できるわけがないですねぇ~ しかも計画を早めて10年早く、
2019年までに完成させたいとしているようです。どうして いつも 出来ない計画を立てるんでしょうネ。

 

振り返れば、バンコク市内にスカイトレイン(BTS)が走ったのが16年前の1999年でした。その数年後に
地下鉄が走り、その16年でようやく4路線、60駅で86.52キロの距離に過ぎません。しかし、いずれ
20年後には これに近い電車がバンコクの各地を走るようになるのでしょう。見たい気もしますよネ。

そう言えば 先週かな、バンコクの都市鉄道の一つである「パープルライン」で運行される日本の
車両が横浜港の大黒埠頭から出港、今日にでもバンコクの東にあるレムチャバン港に到着しますネ。

 

これまで日本は 中古の列車を含めて、タイ鉄道インフラ整備に多種な協力を行なってきました。が 今回
初めてメイド イン ジャパンの新造車両の初輸出に 丸紅・東芝・JR東日本が共同で受注成功しました。
今までは、強敵 ドイツのシーメンス製(Siemens)に負けていましたが、ようやくこじつけた感じです。

「パープルライン」は 円借款事業として全長23キロ、16駅を走り、2016年に営業運転を開始する
予定とのことです。バンコク北西部のパンヤイ地区と中心部に近いバンスー地区を結ぶ高架鉄道です。

 

日本に行ったことのあるタイ人の間では、早く 日本の電車に乗ってみたい、という声がしきりだそうです。 
日本へ行ったタイ人は皆、日本の電車や新幹線に感激して帰ってきますからねぇ~ その気持ち、解ります。

現在 走っているBTSや地下鉄、スワンナプーム国際空港へ走っている電車(エアポートリンク)より
素晴らしく、走り出したら きっと すべて日本製に変えたくなりますヨ。エアポートリンクのドイツ・
シーメンス製は、昨年4月から車両整備の不具合などの理由で急行列車の運行を取り止めていますしネ。

 

導入される車両は合計21編成で63両ですが、JR東日本グループの車両メーカー、総合車両製作所(J-TREC)が
製造した車両(サスティナ)で、モーターは東芝製にして変電・配電システムを明電舎が担当するとのこと。

運行開始から10年間は、JR東日本がメンテナンスを受注していますので、当初は日本が運営するようです。 
ステンレスで造られた車両、ブランド名「サスティナ」は、海外向けの第1号となるそうです。素晴らしい。

 

ですが、タイの鉄道に直接携わるのはタイの人たちです。人による不備や事故も多いのも事実です。
これだけタイの鉄道が発展していくのであれば、鉄道を経営・監督する優秀な管理者、技術者、
特殊技能者(運転士など)の育成も急務でしょうネ。 日本の各社も 当然 取り込んでいくでしょうが、
 私たちもその辺を多いに期待したいものです。  日本の車両に乗ったら、また報告しますネ。   


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