武烈天皇の死後,継体天皇元年(507年)、継体天皇は、北河内の樟葉で即位されました。「日本書紀」によると、「天皇行至樟葉宮」とあり、その宮が樟葉宮です。継体天皇は、5年後に山背国筒城に移られましたが、5年間、樟葉宮が存在しました。樟葉宮跡と伝えられるのは、枚方市の交野天神社境内の東北方に当る小高い丘にある貴船神社の付近と伝えられています。現在、大阪府指定史跡になっています。
[所在地:大阪府枚方市楠葉丘の交野天神社境内]
<アクセス>京阪線・樟葉駅下車徒歩約20分
▼階段の下にある石碑『比付近継体天皇樟葉宮跡』とある。
▼石碑には『史跡 継体天皇樟葉宮跡伝承地』とある。
▼宮跡と推定される場所には、枚方市指定文化財の『貴船神社』が祀られています。
2014/09/21 訪問