劇団★新感線の『シレンとラギ』に行ってきました
久しぶりの新感線の古田さ~ん
もちろん開演前にパンフレット購入。2500円なり。
新感線のパンフはいつもこだわりまくっていて買い甲斐があります
今回もめっさめさかっこいい出来
しかし、永作さんが化粧のせいか中越さんに見えて仕方ないのは私だけだろうか…
舞台は、やっぱり面白かったです
大雑把にいえば…禁断の愛がテーマのお話でしたねぇ。
あと、出演者たちが絡んでる他の舞台を思い出させるお話だったって感じがしました
一応ガッツリのネタバレはしないように書きますが、ぶっちゃけ1幕の展開は読めたんですけどね。『禁断の愛』だし。
2幕は結構意外だったなぁ…
…と言うより、1幕終ったところで、先が読めた割には『これ、どう収拾つけるの?』思ったから、2幕は『あぁ…そっちいくかぁ~』って感じだったんですよね。
ちなみに思い出した舞台。
『身毒丸』に『ザ・キャラクター』。ちょっぴり『人間風車』も思い出した。
新感線の『蛮幽鬼』のキャラ複線も絡んでたしなぁ。
そして戦争。お隣の国のいまだに続く問題と、ベト戦…とかね。
ネタベースはパンフの中島さん曰く、南北朝の争乱みたいでしたが。
観た後に読んで、これは妙に納得しました。
キャラ設定が特に。
あの時代も、平安末期ばりに人間関係ややこしくて、ハマると深みに入る時代だからねぇ。
源平絡むといつの時代もややこしい話になるのは歴史の常ですわな。…て話逸れた
今回は、藤原竜也くんと永作さんが主演だったんですが、この2人の舞台はやっぱりいいですね♪
藤原くんの、2幕の冷めた雰囲気の芝居がツボだったぁ
そして高橋克実さん。身体の大きさも当てはまって、貫録あって良かった
おバカ時期の演技も、バラエティはお得意ですしねぇ、キャラがハマりすぎてたし(笑)
北村有起哉さんも良かったぁ~
いつにもまして“ズルい”役でしたが(笑)芝居がスマートで、なんか倍掛けでかっこよく見えるんだよねぇ
新感線の救世主の三宅くんも、『赤髑髏』と『鋼鉄番長』に何か通じる極めキャラで味出しまくってくれたし(笑)
もちろん新感線既存メンバーも味出しまくってて良かったですよ
じゅんさんのハジケ方はいつにも増して素晴らしかったです
あと河野さん
今回の1番ストーリーの土台にぎるキャラだったんじゃないの?シリアスシーン見事に壊す笑いをありがとうって感じだったもん(笑)
マイラバー古田さま
はもちろん最高でした
古田さんの悪役好き
腹黒キャラ好き
だってあの悪い笑みがかっこいいんだもん
殺陣も良かったぁ~なんと今回は二刀流
キマッていたぁ
ちなみに三宅くんに刀を投げ渡すシーンがあったんですが、あまりの完璧ぶりにもうただ感心。過去にも同じような感心あったけど、なんであんなに完璧にキャッチできるんだろう…練習成果と言ったってあれはすごいわ
いや~本当に楽しかったです
夢中になれました。お腹いっぱい大満足。やっぱり新感線の活劇は単純にテンションあがって良いわ
これまたDVDになるのが楽しみだわん