大原にもうめっさめさ久しぶりに行ってきました。
たぶん前に行ったのから10年以上経ってる
朝一の大原行きの
に乗り、まずは寂光院へ。
…が、ちょっと早すぎでまだ開いていない
9時から拝観okなんですけど、
が順調だと8時半くらいには大原に着いてしまうんですよ
そんなわけでちょっとの時間つぶしを兼ねて、先に隣にある寂光院縁の建礼門院さんのお墓参りに。

この階段をあがった先に墓所があります。

宮内庁が関わっているので墓所は基本タイプ。ちなみにこの後ろの林の裏に寂光院があります。
建礼門院は本名平徳子。平清盛の娘で高倉天皇の中宮、平家滅亡の壇ノ浦合戦で幼くして亡くなった安徳天皇の実母になります。
壇ノ浦で平家の負け戦が決定的となると、安徳天皇と母時子と一緒に入水をはかりますが、源氏の手の者に助け出され、京へ連れ戻された後出家、源氏の監視の下で、大原にて平家一門の菩提を弔って一生を終えています。
『平家物語』の最後も建礼門院の話となっていて、寂光院へやってきた後白河法皇に建礼門院がその人生を語るというくだりになっています。
9時になったので寂光院へ。

前日までの雨で新緑が綺麗
寂光院は2000年に放火され、本堂が全焼するという被害にあったお寺です。

門の奥に見えるのが2005年に再建された本堂。
新しいですが、以前の資料がたくさん残っていた状態での再建のため、以前のものを忠実に再現することができています。
中の本尊である六万体地蔵菩薩は、地蔵菩薩さまの体内に3千もの小さな仏像を納めてあったことからついた名。
現在の菩薩様はもちろん新しく作られたものですが、本堂同様に外見は忠実に再現されています。
色彩は作られた当初の色を再現していて、とっても鮮やかな色をしていらっしゃいますが、本堂も新しいから違和感はないです
ちなみに放火で燃えた際、体内仏はかなりの数が助かったため、現在は宝物館にてその仏像を見ることができます。
庭にある汀の池と千年姫小松。

千年姫小松は、火災により傷んでしまってこんなお姿に
現在はご神木となっていて、位を与えられている枠組みがされていました

平家物語といえば…の『諸行無常』の鐘楼。

太閤の雪見灯篭。
寂光院は淀君が片桐に再興させた寺でもあるので、秀吉縁の灯篭が庭に納められています。

四方正面の池。どっから見ても正面だよって意味の庭です。
奥~に滝があるんですよ、写真じゃ見えずらいけど
その水音がまた、この庭の静けさを演出しています
最後に横にある孤雲の茶室へ。

中に入れるわけではないので池越しに眺めるだけですが
この茶室は京都御所での昭和天皇の即位に使われた資材を寂光院が下賜って作った茶室だそうで。
名前の由来は平家物語の建礼門院が障子に貼り付けていた侘しさをうたった歌の一節からつけられた名です。
こじんまりとしたお寺で、平家物語のくだりを知っていると、なんだか余計にもの悲しさが倍増させられるお寺です。
来年の大河は清盛
また大原も盛り上がるんでしょうが、このお寺はあんまガチャガチャした混み方してほしくないなぁ…が本音
やっぱあの風情を味わってこそのお寺だと思うので
ま、大河とかで盛り上がると、それなりの拝観サービスっての?特別公開とかあるから、なんかやりそうで気にはなるけどね
たぶん前に行ったのから10年以上経ってる

朝一の大原行きの

…が、ちょっと早すぎでまだ開いていない

9時から拝観okなんですけど、


そんなわけでちょっとの時間つぶしを兼ねて、先に隣にある寂光院縁の建礼門院さんのお墓参りに。

この階段をあがった先に墓所があります。

宮内庁が関わっているので墓所は基本タイプ。ちなみにこの後ろの林の裏に寂光院があります。
建礼門院は本名平徳子。平清盛の娘で高倉天皇の中宮、平家滅亡の壇ノ浦合戦で幼くして亡くなった安徳天皇の実母になります。
壇ノ浦で平家の負け戦が決定的となると、安徳天皇と母時子と一緒に入水をはかりますが、源氏の手の者に助け出され、京へ連れ戻された後出家、源氏の監視の下で、大原にて平家一門の菩提を弔って一生を終えています。
『平家物語』の最後も建礼門院の話となっていて、寂光院へやってきた後白河法皇に建礼門院がその人生を語るというくだりになっています。
9時になったので寂光院へ。


前日までの雨で新緑が綺麗

寂光院は2000年に放火され、本堂が全焼するという被害にあったお寺です。

門の奥に見えるのが2005年に再建された本堂。
新しいですが、以前の資料がたくさん残っていた状態での再建のため、以前のものを忠実に再現することができています。
中の本尊である六万体地蔵菩薩は、地蔵菩薩さまの体内に3千もの小さな仏像を納めてあったことからついた名。
現在の菩薩様はもちろん新しく作られたものですが、本堂同様に外見は忠実に再現されています。
色彩は作られた当初の色を再現していて、とっても鮮やかな色をしていらっしゃいますが、本堂も新しいから違和感はないです

ちなみに放火で燃えた際、体内仏はかなりの数が助かったため、現在は宝物館にてその仏像を見ることができます。
庭にある汀の池と千年姫小松。

千年姫小松は、火災により傷んでしまってこんなお姿に

現在はご神木となっていて、位を与えられている枠組みがされていました


平家物語といえば…の『諸行無常』の鐘楼。


太閤の雪見灯篭。
寂光院は淀君が片桐に再興させた寺でもあるので、秀吉縁の灯篭が庭に納められています。

四方正面の池。どっから見ても正面だよって意味の庭です。
奥~に滝があるんですよ、写真じゃ見えずらいけど


最後に横にある孤雲の茶室へ。


中に入れるわけではないので池越しに眺めるだけですが

この茶室は京都御所での昭和天皇の即位に使われた資材を寂光院が下賜って作った茶室だそうで。
名前の由来は平家物語の建礼門院が障子に貼り付けていた侘しさをうたった歌の一節からつけられた名です。
こじんまりとしたお寺で、平家物語のくだりを知っていると、なんだか余計にもの悲しさが倍増させられるお寺です。
来年の大河は清盛

また大原も盛り上がるんでしょうが、このお寺はあんまガチャガチャした混み方してほしくないなぁ…が本音

やっぱあの風情を味わってこそのお寺だと思うので

ま、大河とかで盛り上がると、それなりの拝観サービスっての?特別公開とかあるから、なんかやりそうで気にはなるけどね

