名城百選のひとつ、福山城へ。
以前行った時は年末で閉まっていてスタンプ貰えなかったのよね~
福山城はJR福山駅の目の前にあります。
ホームからもバッチリ見える。
比較的駅から近い城は多いですが、あそこは、自分が行った城の中では、たぶん一番駅に近いんじゃないかな?
JRの駅の前の道1本挟んで城がありますからね
筋鉄御門を通って中へ。
ちなみにこの門、現存なので重要文化財です。伏見城から移築したとの説もあり
中に入るとまず目の前にあるのが復元の御湯殿。
現在は貸会場として利用されているそうな。
そして天守
福山城の天守は、廃城令や管理面やらの難を乗り越えて戦前までは一応現存していたのですが、広島の空襲で焼失したため、現在は復興天守が建っています。
皮肉なことに、焼失前までは姫路城ばりに国宝指定されるような美しい&特徴的な天守だったらしいんですが(北側の壁は鉄板張りで真っ黒だったそうな)、史実よりもさらに美を追及して建てちゃったそうで…気持ちもわかるけど
おかげでだいぶ本来の姿と違っちゃったんだそうな。
そんなわけで再建とか復元って言えないらしいです、今の姿は
ま、美を追求しただけあっていろんな意味で綺麗な城なんだけどね。
天守最上階からの景色。
今は住宅街に囲まれていますが、江戸時代、水野勝成が領主となって築いた城は、10万石の領主とは思えない大規模な城だったんです。
天守が五重ってだけでも大きいんですが、20を超える櫓が当時は作られたんだそうな。
毛利の押さえとして&西国の守りの要の城として建てられたので、水野家が改易となっても、この規模は廃藩置県まで続いていたんだそうです。
天守を出て櫓見学。
ここでまず一番にあげなきゃならないのが伏見櫓
筋金御門の横に建っているので、入城の際にも外から眺められる櫓ですが(ちなみに御門の写真の手前の石垣、その上に建っているのが伏見櫓)、この伏見櫓も筋金御門同様、福山城の中で戦火を逃れた現存の櫓。…と言うか、戦火を逃れたのはこの2つだけです
しかもこの櫓、正真正銘、伏見城からの移築されたもの
なんでそれがわかってるって、梁に『松ノ丸東やぐら』の陰刻があったからなんですね~
伏見城からの移築って伝わる城郭はいくつかありますが、物証で裏付けが取れているのはこの櫓だけなんですすごいんですよ
サイズとしては小さめの天守に相当しちゃうサイズ。
丸亀城の天守より(ここは櫓説も出てますが…)もしかしたら大きいんじゃないかなぁ?
その伏見櫓の向かいにあるのはが鐘櫓。
一部現存らしいけど、どこの部分かはわからず…
鐘楼が城にあるのは珍しいとは思いますけどね。元は多聞櫓(現在なし)に併設されていたらしいです。
御湯殿挟んで反対側には鏡櫓・月見櫓があります。
↑これは月見櫓。この左側に鏡櫓があります。
こちらは廃城によって取り壊されているので、現在の建物は復元。
木が茂っちゃってて微妙な写真になっちゃったけど
最後におまけ。
トイレの出入り口からの天守閣(笑)
個人的にはこの角度好きです
もしかしたらここが一番写真ポイントなんじゃ…とも思っちゃった
以前行った時は年末で閉まっていてスタンプ貰えなかったのよね~
福山城はJR福山駅の目の前にあります。
ホームからもバッチリ見える。
比較的駅から近い城は多いですが、あそこは、自分が行った城の中では、たぶん一番駅に近いんじゃないかな?
JRの駅の前の道1本挟んで城がありますからね
筋鉄御門を通って中へ。
ちなみにこの門、現存なので重要文化財です。伏見城から移築したとの説もあり
中に入るとまず目の前にあるのが復元の御湯殿。
現在は貸会場として利用されているそうな。
そして天守
福山城の天守は、廃城令や管理面やらの難を乗り越えて戦前までは一応現存していたのですが、広島の空襲で焼失したため、現在は復興天守が建っています。
皮肉なことに、焼失前までは姫路城ばりに国宝指定されるような美しい&特徴的な天守だったらしいんですが(北側の壁は鉄板張りで真っ黒だったそうな)、史実よりもさらに美を追及して建てちゃったそうで…気持ちもわかるけど
おかげでだいぶ本来の姿と違っちゃったんだそうな。
そんなわけで再建とか復元って言えないらしいです、今の姿は
ま、美を追求しただけあっていろんな意味で綺麗な城なんだけどね。
天守最上階からの景色。
今は住宅街に囲まれていますが、江戸時代、水野勝成が領主となって築いた城は、10万石の領主とは思えない大規模な城だったんです。
天守が五重ってだけでも大きいんですが、20を超える櫓が当時は作られたんだそうな。
毛利の押さえとして&西国の守りの要の城として建てられたので、水野家が改易となっても、この規模は廃藩置県まで続いていたんだそうです。
天守を出て櫓見学。
ここでまず一番にあげなきゃならないのが伏見櫓
筋金御門の横に建っているので、入城の際にも外から眺められる櫓ですが(ちなみに御門の写真の手前の石垣、その上に建っているのが伏見櫓)、この伏見櫓も筋金御門同様、福山城の中で戦火を逃れた現存の櫓。…と言うか、戦火を逃れたのはこの2つだけです
しかもこの櫓、正真正銘、伏見城からの移築されたもの
なんでそれがわかってるって、梁に『松ノ丸東やぐら』の陰刻があったからなんですね~
伏見城からの移築って伝わる城郭はいくつかありますが、物証で裏付けが取れているのはこの櫓だけなんですすごいんですよ
サイズとしては小さめの天守に相当しちゃうサイズ。
丸亀城の天守より(ここは櫓説も出てますが…)もしかしたら大きいんじゃないかなぁ?
その伏見櫓の向かいにあるのはが鐘櫓。
一部現存らしいけど、どこの部分かはわからず…
鐘楼が城にあるのは珍しいとは思いますけどね。元は多聞櫓(現在なし)に併設されていたらしいです。
御湯殿挟んで反対側には鏡櫓・月見櫓があります。
↑これは月見櫓。この左側に鏡櫓があります。
こちらは廃城によって取り壊されているので、現在の建物は復元。
木が茂っちゃってて微妙な写真になっちゃったけど
最後におまけ。
トイレの出入り口からの天守閣(笑)
個人的にはこの角度好きです
もしかしたらここが一番写真ポイントなんじゃ…とも思っちゃった