今回は阿蘇高岳のミヤマキリシマが丁度見頃のころではないかと思い、
仙酔峡登山口から登ってきました!!
中岳火口がまだ入山規制の為、現在高岳へのルートは仙酔尾根・・・通称・バカ尾根と呼ばれるルートだけになります。
天気予報では晴天の予定でしたが、仙酔峡に着き山頂を見上げるとガスに覆われています。
なかなか思うようにはいきませんね~
天気予報を信じ、登っているうちにガスが晴れてくれることを願いつつスタートします!!
今回歩いたルートはこちら・・・

(クリックで拡大できます)

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登山者の方以外にも、観光で仙酔峡を訪れる方が次々に来られてましたが完全に終わっているミヤマキリシマの株を見てガッカリ・・・
それでも雄大な高岳・中岳の姿に感動もされてたり。

茶色になったミヤマキリシマの株を見ながらウォーミングアップの階段を登ります。
上のガスも薄くなってきています。 期待できるんじゃないの!!

尾根に取り付くと、ゴツゴツの溶岩の塊の上を歩くことになります。

ひたすら登ります。。。
上を見上げると、果てしなく続く岩尾根・・・仙酔尾根がバカ尾根と呼ばれることをすぐに実感します。

虎ヶ峰・鷲ヶ峰・・・自然の創り出す芸術に見惚れます。。。カッチョイイ!!

中間地点!!
山頂はまだ微妙な感じですね~
中岳火口の噴火も気になるところですが、4月に御竈門山から烏帽子岳へ縦走した時に聞こえていたような地鳴は聞こえてきません。

歩みます・・・

登ります・・・

登ります・・・

この高度感を味わえるのも、このルートの魅力!!

ルート上唯一のロープ場ですが、今にも切れそうなロープなので頼りません。。。

斜度がキツくなりますが、意外に登りやすいです。

息を切らせながら登っているところに、マイズルソウが癒してくれます。
葉っぱに火山灰が乗っているを見て、活火山を歩いていることを実感します。

もう少しで、火口縁の稜線です。

火口縁の分岐に到着しました!!
まずは、高岳東峰・天狗の舞台を目指します。

そうそう、願いが通じてガスが晴れました!!
霞みはありますが、これくらい晴れてくれたら良しとせんなんですね。
気持ち良く稜線を歩きながら東峰を目指します。
天狗の舞台周辺がほのかにピンク色に染まっているのが確認出来ます!!

険しいですね~虎ヶ峰に鷲ヶ峰。
上から見下ろしてもカッチョイイです!!

ミヤマキリシマの群生地が見渡せるところまで来ました!!
あたり一面のピンク・・・っとまではいきませんが。。。
ん~こんなもんかなぁ~

去年は壊滅状態と聞いていたので、これでも復活したほうなんでしょうね。


ガスも晴れて、これだけ見れただけでも大満足としとかんとですね!!

天狗の舞台・・・ビクともしません。。。

ミヤマキリシマとマイズルソウのコラボ。

東峰からミヤマキリシマの向こうに、霞んでいますが根子岳です!!

天狗の舞台の上でミヤマキリシマを眺めながら昼食をいただきます!!
昼食を食べていると、高岳頂上の方からオカリナの心地良い音色が聞こえてきます。
バカ尾根を登っている時も一度聞こえてきたのですが、昼食のBGMに素敵な音色でした。
頂上で演奏されている影は確認できたのですが、お会いすることはできませんでした。

昼食をすませ、天狗の舞台から大鍋へ下り頂上を目指します!!

月見小屋の前を通過・・・もっと火山灰が積もっているのかと思いましたが、これまでと変わってませんね。

火山灰が堆積したところには動物の足跡が・・・鹿かな!?

月見小屋を過ぎたところから再び火口縁の稜線へ登り、もうすぐ頂上です。。。
そして・・・

高岳 (1592m)頂上です!!
霞みで眺望は得られません。
それから、まぁ~虫が多いこと!!
油断して喋ると口の中に入ってくる勢いです。

中岳火口からは白い噴煙は上がっていましたが、穏やかでした。
はやく規制が解除になるとイイですけどね~
砂千里ヶ浜から登り中岳への稜線歩きを楽しみたいところです。
砂千里ヶ浜の木道とか火山灰に埋まってんじゃないかなぁ~
ミヤマキリシマもそこそこ楽しめたし、ピークも踏んだので下山することにします。

下山もバカ尾根を下ります。

登る時よりも下山の方がはるかに気を使います。
コケたらどこまでも転がり落ちそうで・・・

そして無事に仙酔峡に到着しました。
先週に続き、ミヤマキリシマ登山第二弾の阿蘇高岳でしたが、
予想していた以上でもなく、それ以下でもなく、そこそこ楽しむことができました!!
気持ち良く山行が出来たので、それが一番なんですけどね。。。