続きです・・・
高千穂峰を左側に見ながら、竜王山を目指します‼
途中では・・・
ツクシコウモリソウが群生していました。
すっごい数の緑のコウモリが飛んでます‼
コウモリのような葉も特徴的ですが、花も可愛らしいですよ。
ツクシコウモリソウの群生地を過ぎると、次はススキが行く手を阻みます。
背丈ほどあるススキをかき分けながら進んでいきます。
ルートを外さないように踏み跡を確認しながら・・・
秋も確実に深まっていますね~
標識にはなんて書いてあるかわかりませんが、
竜王山(1175m)頂上です‼
頂上の展望はありませんが、
近くの岩の上から素晴らしい眺めを見ることができました。
手前から新燃岳・獅子戸岳・一番奥が韓国岳です。
左が中岳・右が新燃岳・・・穏やかですね~
この2日後にまさか新燃岳が噴火するとは思いもせず、雄大な姿を堪能してました。
ススキの向こうに高千穂峰・・・
やっぱ高千穂峰はカッチョイイですね~
竜王山から下っていると、ヤマボウシがたくさん実を付けていました。
しかも、簡単に手が届くところに・・・
いただきま~~す!!
ん~~甘くて美味しいです。
桃に似た味に感じました。
ヤマボウシの実の上を見上げると、モミジのグラデーションがイイ感じです‼
この辺りも、もうすこししたら綺麗に色付くんでしょうね~
枯れ沢に下りてきました。
地層剥き出しの枯れ沢の中を歩いて行くと・・・
土に埋まった炭が目につくようになります。
炭化木が多く見られるポイントにつきました‼
立ったまま灰に埋まった木が炭になっています。
矢岳の頂上でミカエリソウの群生ポイントを教えてもらった方に、
炭化木の穴場ポイントも教えてもらいました。
今回見た中では、この炭化木が一番大きかったかな!!
芯まで炭になっていることがよくわかりますね。
年輪もクッキリ炭になっています。
炭化木のポイントを一通り楽しんで、下山することにします。
炭化木のポイントから登山口までは、ほぼフラットに近いルートにです。
竜王山を見上げながら。広い沢で昼食をとりました!!
でっかい赤松を見上げて・・・
途中で出会った方といろんな話をしながら下山しました。
今回はこの方に偶然お会いして、穴場ポイントを教えてもらったおかげで、更に充実した山行となりました。
駐車場に着くと、さすがに祭日だけあって登山者の車も増えていました。
今回歩いたルートは・・・
(クリックで拡大できます)
地形図を見てもらうとわかりますが、矢岳・竜王山のすぐ近くに新燃岳があります。
これから紅葉が楽しみだなぁ~と思いながら下山しましたが、この2日後に新燃岳の噴火。
おそらく地形図で見る範囲は灰色の世界になっていると思います。
自然相手にこればかりは仕方ありませんが、炭化木を見た後の噴火はなんとも感慨深いものがあります。
炭化木が再び灰の中に埋まってしまうような大噴火がおきないことを願いたいところです。