早朝、夜明けと共に姿を見せてくれた『桜島』を眺めながら、指宿スカイラインを走ります!!
話しには聞いていましたが、『桜島』元気イイ見たいですね~。この日だけでもモクモクと上がる噴煙を数回は確認することができました。
指宿スカイラインを走っていると・・・
前方に今回の目的地『開聞岳』が見えてきました。
『開聞岳』は『薩摩富士』とも呼ばれ、見事な円錐形でなんともカッコ良い形をしています!!
開聞岳に向う前に、とりあえず・・・
『池田湖』のイッシー君に朝の挨拶をすませ、開聞岳へと向かいます。
開聞岳の麓にある『ふれあい公園』が今回のスタート地点。
駐車場で登山の準備をしながら、駐車場で清掃をされていらっしゃった方としばし雑談・・・
この方がまた良い方で…
薩摩弁でしょうか!? 同じ九州でもまったく違うイントネーションで、いろんな情報を教えていただきました。
ふれあい公園を横切って登山道へと向かいます。
今回のコースはこちらです・・・
そして、この『2合目』からが本格的な登山スタートなります。
海抜0mからみて、2合目なんでしょうね!? ここから一気に900m近くの標高差を登ることになります!!
登山を開始して最初のうちは、薄暗い自然林の中を進んでいきます。
急な勾配を一気に登るようなイメージをしていたのですが、一定の勾配を保ちながら標高を稼いでいきました。
コースも色々な表情を見せてくれ、楽しみながら登って行きます。。。
お尻がガッツリ挟まりそうな所があったり・・・
5合目は救助ポイントにもなっていました。頂上へ向かう間にも数ヶ所の救助ポイントが設けられていました。
ヘリコプターでの救助が出来るようになっており、っということは・・・
救助ポイントからの眺めは抜群です。 この時には辺りが霞んだ状態でしたが…
5合目あたりから、木階段も所々設けてあります・・・
・・・が、横を登って行きます。
せっかく作ってあるのですが、山肌が削れて木階段の方がキツそうなので・・・
徐々に大きい岩でコースが形成されるようになってきました。
7合目を過ぎたあたりから…
それまでとはまったく違ったコース状態に・・・
この辺りになると、開聞岳を周回していることが体感的に分かるようになります。
意地でも岩と岩の間を通り抜けようとする嫁さん。
次に来た時には、「正面を向いて通ってやる!!」って言ってましたが・・・ムリです・・・絶対に
こんな所もありました・・・
『仙人洞』と言われる、開聞岳が噴火した時に溶岩がせり上がって出来た洞窟です。
昔は山伏が修行の場所として使っていた所らしいです!!
仙人にでもなった気分で登って行きます!!
途中にあった、この木の伐り跡・・・
これまで何人もの人が摑まったことでしょう!?
繰り返し登山者が摑まったことで、綺麗に磨き削れ、ここに無くては成らないように木の手摺がありました。
頂上を目前に展望の開けた所から下を見ると・・・
もの凄い高度感です!! 自分が飛んでいるかの様な感覚にもなります。
そして・・・
『開聞岳』 (924m)頂上です!!
少々霞みがかっていますが、目の前には絶景が広がっていました…
正面に見える『池田湖』
薩摩半島・枕崎方面
霞んで分かりにくいですが、佐多岬方面
いや~開聞岳の円錐形の形もカッコ良かったですが、展望も最高です!!
さすが、日本百名山に入るだけのことはありますね!!
開聞岳頂上からの眺めを堪能していると・・・
桜島の姿は見えませんが、モクモクと上がる噴煙が見えました。
オォ~スゲ~と思う反面、地元の方達は大変だろうな~っと…
昼食を済ませた後は下山です!!
下山は登って来たコースを下ります。
下りはストックが邪魔なくらいの岩場・・・
ひたすら登ったので、ひたすら下ります。。。
ゴール地点の『ふれあい公園』に近づいて来た時…
季節を勘違いしたのか、桜の花が・・・
南国だとは言ってもですね~~
公園の芝生のグランドでは、お年寄りの方達によるグランドゴルフ大会が行われていました!!
お年寄りの方達に挨拶をしながら歩くと・・・
「上まで登って来なたっか!?」・「きつかったろ!?」・「お疲れ様!!」・「ご苦労様でした!」っと、
皆さんに温かく迎えていただき、なんだかもの凄い山から下山したかの様にゴールすることが出来ました。
『開聞岳』、良い山でした!!