旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

皆既月食

2010-12-20 23:52:55 | 素晴らしき日々
明日は皆既月食。

この前、沖縄地方で皆既日食のとき何万もするツアーが組まれ、みんな喜んで行ったわけ。
んで、砂浜には使用後の注射器がゴロゴロと転がっていたわけだ。

そんな場所に13人のグランドマザーが行くツアーが、またチケットだけで何万円もかかるものが組まれ、
奄美は大洪水というかたちで浄化され、結局13人のグランドマザーは行くことすらできなかったわけだ。

日本列島に生まれた日本人とされるわれわれは、いつから地球をお金に変えるようになったのか。

運がいい事に明日の皆既日食の夕方、天気予報では雨だ。
大切なことを忘れたわれわれにとって、実にいいことだな。

警察とは何なのか

2010-12-20 00:37:02 | 
アメリカの交通ルールは日本とけっこう違う。

右側通行なのはもちろんだが、赤信号でも右折できる。
ただし、右折して後続車がブレーキを踏むと、進行を妨害したと判断され違反となる。

アメリカというバカでかい国だけあって、車の機能も日本車とは違う。
例えば、アクセルを踏んで手元のボタンを押せば、アクセルから足を離しても一定の速度で走り続ける機能がある。
バカでかい国ではこの機能は非常に役に立つ。

4年前、車を借りてカリフォルニアからアリゾナへ向けて走っていた。
そのボタンを押せば一定の速度で走り続ける機能を使っていた。
速度は制限速度に合わせてあり一定なはずなのにパトカーが後ろからやってきた。

車を止めて警察が出てくるのをミラーで確認するとすぐに警察犬が出てきて、犬と一緒に車を一周して
何もないことを確認して、スピード違反でもなんでもないのに警告(違反の一歩手前)という紙切れを渡して去っていった。

そんな事があった数日後。
今度はアリゾナからニューメキシコに向けて車がほとんど通らない田舎道を走っていた。
大雨でまともに前が見えない状態でワイパーをフルに動かして走っていると後ろから車がやってきた。
なぜかライトがハイビーム。
後ろに車がいることはわかっても、どんな車なのか全くわからない。

アメリカでは道幅が広い為に、追い越したいときに追い越せるだが、その車は追い越すこともなく、
『スピードを上げろ!!』
と、言わんばかりに僕の車をあおる。

そんな状態が10分ほど続き、やっと追い越してくれたと思ったら後続車は警察だった。
僕があおられてスピードを上げていたら違反で捕まっていたのは言うまでもない。

アメリカでも日本でも警察というのはたいして違わない。
いまは年末の交通違反取締り強化月間で警察が自分たちのボーナスを稼ぐことに一生懸命になっている。
交通事故よりも警察に気をつけて。