旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

おそろしい団体

2010-12-07 00:02:18 | ロマンず☆~
12月5日の昨日。
『地球を抱きしめる』をテーマにしたロマンず☆≡のイベントをやった。
今回は
映画『ブルー・ゴールド』
講演『田中優』という内容だった。

チケットが40枚くらいしか売れていなくて、こりゃ大赤字だ!
と思っていたら結果は100人のお客さんに来てもらえた。

内容や企画に対するメンバーの反応の悪さに今回はダメだと思っていた。
終わってみればメンバーも超楽しんで、お客さんも楽しんで大成功だった。
色んなことがあまりにもうまくいき過ぎてしまうロマンず☆≡。
おそろしくなる。

いままで三回イベントをやったなかで最も楽しかった。

来年は小規模で映画・音楽やトークが複合したフェスをやりたいな。

道なきみちを進む

2010-12-02 21:13:17 | 静岡
兄貴が植木屋をやっていて毎日のように手伝いに行っている。
土日も働き7日間、休みも無かった。

今日の現場は小さな会社だった。
でも、僕にとってただの会社ではない。

まだ僕が中学の頃。
いい子も悪い子もみんなこの会社の敷地を通って通学してた。
人の敷地を当たり前のように通る。
田んぼのあぜ道とこの会社の敷地が通学路。
雨になれば道はぬかるんで制服と靴が汚れる。
それでもその道を選ぶのは単純に近いからという理由だ。

静岡空港なんてものができてしまって、今までなかった場所に道ができて、
今まであった道が消えていった。

仕事の休憩中にむかし通った道を見てみると僕らが通った道はなくなっていた。

西日が差し始めたころ雨が降り始めた。
こんなときは虹が出る。
やっぱり東の空に虹がかかっていた。

後ろから中学生が歩きながら近づいて来るのが見えた。

まさか!!

やっぱり当たり前の顔をして会社の敷地を通っていく中学生の姿を見て、
十年以上たつのに何も変わってないことに何だかホッとした。

アボリジニの教え

2010-12-02 20:38:02 | 編集長の本棚

『アボリジニの教え』―大地と宇宙をつなぐ精霊の知恵―
kkベストセラーズ
海 美央

アボリジニの本には今まで手を出したことはなかったけれど、ディジュリドゥを始めたので
読んでみることにした。
日本人女性がアボリジニのコミュニティで過ごす3ヶ月の体験記。

地球と共に生きる事を学びたいと思っている人がいたら、入門書としておススメ。

仕事が忙しいので今年最後の本になるだろう。
今年もあまり本が読めなかったな。

生きた言葉

2010-12-01 19:34:49 | 言葉
3万円も出してレコーダーを買った。
楽器屋で買うものは何かと高額だ。

ジャック・ケルアックの『路上』という本があるが、3年ほど前に僕があの本を読んだときに
驚いたのは内容ではなく、文章だった。
文字が文字ではなく声のように感じるあの感覚。

最近では『ラコタ・ウーマン』。
アメリカ先住民の『〇〇は語る』などの本の文字を持たない人たちの本に多く見られる。

ジャック・ケルアックは高速でしゃべりながら言葉を打ち込んでいたという話があるけれど、
僕の考えながら書くやり方では、真似できないのでレコーダーというアイテムを購入したわけだ。
それは言葉が生きているか、死んでいるかくらい違う。

次回の最南端の最終号はそんな生きた言葉を使いたい。