長女が作った餃子を、奥さんに焼いてもらって、お父さんは晩酌。
最高ですね。
シャキッとしたところで、地盤補強工事店からの検討書チェックです。
まず今回、地盤調査を行った結果、地盤から浅い範囲で自沈層が広がっていました。
また、この地域は新潟地震で液状化した地域でもあったため、Kさんと協議を行い、地盤改良における目的を決めました。
あとは目的に対して、最適な方法で設計を行うという事になります。
ミニストック-06は密集した住宅街の中にあるわずか20坪の敷地に建つ建物です。
つまり、ただ建物を支える性能を確保すればいいだけでなく、近隣に迷惑を掛けないような、最小限に済ませるような設計が優先順位の上位に挙がってきます。
総合的に判断した結果、木杭にすることにしました。
そして、工事店から検討書を提出してもらい、そのチェックを行います。
原則として、建物は下の地盤、つまり面で支えていると解釈します。
杭を何本か打つわけですが、その杭の支持力の合計が建物の重量を支えられるかという検討になるわけです。
1本あたりの強さ × 本数 = 支えられる地盤の強さ。
工事店さんからの検討はここまでとなりますが、設計者としてもう一歩検討を行います。
建物の重量は柱を伝わって降りてきます。
しかし、力の伝わり方はまちまちで、大きな重量が落ちてくる柱とそうでもない柱が存在します。
実際、画像のように、隣り合っている柱なのに値が大きく違っています。
(柱は二重の□、ピンクの丸が杭、数値が柱から落ちてくる重量を示します)
この柱から落ちてくる重量は設計者しか知りえません。構造計算した設計者だけです。
その重量が地盤補強の杭1本あたりの強さをオーバーしていないかを再チェックして最終決定となります。
柱を無計画にたくさん建ててしまうと、落ちてくる重量が分散されすぎて、杭が過剰設計になりがちです。
逆に極端に少なければ、杭1本で支えられなくなり、杭の配置に偏りが出やすくなります。
柱の位置、柱から落ちてくる重量、杭の位置、杭が支えられる重量をなんともバランスよく配置するのがポイントです。
最高ですね。
シャキッとしたところで、地盤補強工事店からの検討書チェックです。
まず今回、地盤調査を行った結果、地盤から浅い範囲で自沈層が広がっていました。
また、この地域は新潟地震で液状化した地域でもあったため、Kさんと協議を行い、地盤改良における目的を決めました。
あとは目的に対して、最適な方法で設計を行うという事になります。
ミニストック-06は密集した住宅街の中にあるわずか20坪の敷地に建つ建物です。
つまり、ただ建物を支える性能を確保すればいいだけでなく、近隣に迷惑を掛けないような、最小限に済ませるような設計が優先順位の上位に挙がってきます。
総合的に判断した結果、木杭にすることにしました。
そして、工事店から検討書を提出してもらい、そのチェックを行います。
原則として、建物は下の地盤、つまり面で支えていると解釈します。
杭を何本か打つわけですが、その杭の支持力の合計が建物の重量を支えられるかという検討になるわけです。
1本あたりの強さ × 本数 = 支えられる地盤の強さ。
工事店さんからの検討はここまでとなりますが、設計者としてもう一歩検討を行います。
建物の重量は柱を伝わって降りてきます。
しかし、力の伝わり方はまちまちで、大きな重量が落ちてくる柱とそうでもない柱が存在します。
実際、画像のように、隣り合っている柱なのに値が大きく違っています。
(柱は二重の□、ピンクの丸が杭、数値が柱から落ちてくる重量を示します)
この柱から落ちてくる重量は設計者しか知りえません。構造計算した設計者だけです。
その重量が地盤補強の杭1本あたりの強さをオーバーしていないかを再チェックして最終決定となります。
柱を無計画にたくさん建ててしまうと、落ちてくる重量が分散されすぎて、杭が過剰設計になりがちです。
逆に極端に少なければ、杭1本で支えられなくなり、杭の配置に偏りが出やすくなります。
柱の位置、柱から落ちてくる重量、杭の位置、杭が支えられる重量をなんともバランスよく配置するのがポイントです。
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