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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-06(soho)】どこが勝負か。-グランドピアノがある小さい家-

2017-11-22 09:41:26 | ministock-06(soho)
遂に、仕上工事に突入しました。

ネイティブデイメンションズでは、ごくごく当たり前の塗装仕上げ。
タマゴの殻の様な鈍い艶感が、ネイティブディメンションズの空間づくりには欠かせません。

その下地作業の最中なんですけど、↑の画像はすでに下地作業の3工程目に入っています。
単に継ぎ目をパテ埋めしただけに見えますが、もっと見えないところで細かな作業が行われています。


実はすでに下塗りを終えています。

そこからファイバーーテープやコーナー補強、パテ処理をして、再度下塗りをします。
仕上に中塗りと上塗りをして完成。

ペンキ塗るって言っても4回塗ってます。パテ処理やペーパーがけも含めると、上塗りまでにとんでもない労力を使う事になるんですけど、これもすべては仕上りをよくするため。

見えるところを美しくするためには、見えないところから丁寧な仕事が必要。

これは性能も同じですね。
耐震性や温熱性能も見えるわけではないですが、丁寧な施工をしてこそ、初めて設計した性能が発揮されます。

どの工程も、ほんと職人さんってすごいなと思います。

美しいことは、永く住んでいただくために必要な要素です。
当然経年劣化はありますが、見えないところをきれいにしておくとより長持ちします。
見た目だけの新築時がピークの家では愛着もわきません。



12月16日(土)17日(日)開催ミニストック-06の見学会情報はコチラです。


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