似たような話を前にもしましたが、全国の省エネ基準の適合率は↑のグラフの様な割合になっています。
無断熱の家が全体の55%で、現在の基準としては一番の上位にあたる次世代省エネ基準の適合率はわずかに5%。
と言っても、来年3月に次世代基準は完全廃止となり改正省エネ基準に完全移行します。
そして、新省エネ基準や旧省エネ基準は二つ合わせて40%となっています。
○○省エネ基準と聞くとそれなりに対策されている気がしますが、これらの省エネ基準は省エネに対して申し訳ないと言えるほど緩い基準です。無断熱同等と言っても差し支えないと言う人もいます。わたしもそう思います。
しかし、省エネ基準って名前が付いているとそれっぽく聞こえるじゃないですか。
しかも省エネ基準と名が付く住宅の89%が新省エネか旧省エネ基準になっているわけだから、誰に聞いたってほとんどの方が
「省エネ基準に適合しているので暖かいですよ」
なんて事を真顔で答えるわけです。
みんなが言うから罪悪感がない?
次世代基準だって、世界から見たら「下の下」です。
(ToT)
下の下って(ToT)に似てますね。
住む人にとっての省エネって、基準に適合しているかしてないかじゃなくて、月々の光熱費がいくらかじゃないですか。
お客様が暖かい家に住みたいと言ったら、光熱費で応えてあげるのが普通です。
省エネ基準に適合していますという営業マンがいたら (ToT) ←こうしてあげてください。
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