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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-01】設計アップデート-省エネ狭小住宅-

2021-04-09 21:04:58 | ministock-01
またまたゴッドY氏にわがままを聞いてもらいました。

てへぺろ。

というのも、ネイティブディメンションズではここ数年太陽光パネルは設置していません。
設置を勧めていないわけではありません。
私が太陽光発電について最初に考えを発信したのは2009年8月

概略としては、これからの時代には必要不可欠。
しかし、まだ設置費用が高い。
雪国ではなかなかペイしにくい、
世の中の自動販売機が太陽光発電で稼働するくらいに普及すれば、住宅用の販売価格も安くなるだろうに、という内容でした。

まぁ、これは半分嫌味で創エネ設備の投資を促すより、なくてもいいものを減らして発電所の負担を減らす方が先ではという意味も含んでいました。

直射日光にあたりながら飲み物を冷やし続ける鉄のハコとか、
冷風にさらされながら飲み物を温め続ける鉄のハコってあんなに必要なの?

(ちなみにコロナ渦で飛行機の運行本数が世界中で減ったと思いますが、エネルギー消費はどの位削減できたんでしょうね)

その後追い風が吹きました。

ここで一度脱線。
実はブログで太陽光発電に最初に触れたのは2009年の7月

今では当たり前になった一次エネルギー消費量計算を初めてチャレンジした時の記事。
その記事で、家電エコポイントを作るなら(当時)住宅にもエコポイント作ってよって書いたのですが、その1年後に住宅エコポイントが始まっています。

予言しちゃったよー。(完全にたまたま)

ということで太陽光パネルの設置費用が安くなったら普及するという記事の直後に空前の太陽光補助金ブームが来て、世に溢れかえりました。

ミニストック-01はその時の恩恵にあやかっています。

その後補助金制度もなくなったので、私が考える太陽光発電は「光熱費のため」というよりかは「世の省エネルギーのため」というニュアンスの提案になっていきました。

以降、その考えに対するアップデートは積極的に行っていません。
しかし先日、仲間から「今時は補助金がなくたってちゃんと元も取れるし、家計に大助かりだからちゃんと勉強した方がいいよ」というアドバイスをもらったので、まずはネット(主にYOUTUBE)を漁ってみました。(これを言ってくれるのが本当にありがたいです)

確かに近年の太陽光パネル設置に対する考え方は、設置費用が下がっているので雪国でも十分元が取れるというもの。
そして、電気を売るんじゃなくて、自家消費を積極的に行って、高い電気代を払わないようにする考え方にシフトしているという内容でした。

自家消費を増やさなければいけないのは前々から思っていたことですが、私が見た内容が実績値ではなく、シミュレーションによる解説がほとんどだったので、性格の悪い私は「ほんとにぃ」と思うわけです。

そこで、ゴッドY氏が登場。
過去の発電の内訳を教えてくださいって突然メールしました。
夜中は遠慮して朝一に。

って、前段で長くなっちゃった。
続きは明日。
嘘じゃないよ、ほんとだよ。今日のまとめは自動販売機が悪い(自分調べ)

おまけ
娘初登校







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