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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-01】設計アップデートスピンオフ-省エネ狭小住宅-

2021-04-12 19:59:00 | ministock-01
太陽光に関する私のアップデートは昨日終わったはずでは。

太陽光のお話しは大体終わったと思います。
ブログ記事って、日中あれ書こう、これ書こうと頭の中で下書きするんですけど、いざ書くときになると忘れてるんですよね。

なんか伝えたいことあった気もするんですが、思い出したら追記します。

今日お伝えするのは、この4日間上げ続けていたトップ画像について。
最初にこの画像をいただいた時からずっと気になっていました。

画像の右端
今年の大雪は記憶に新しいと思いますが、
雪が全く積もっていないんです。
基礎も丸見え。
室外機も架台から全部丸見え。

別の画像でも。
ウッドデッキに屋根から落ちてきた床がたまっていますが、窓際には一切雪なし。

もしやと思って、ゴッドY氏に聞いたところ。

全然積もらなかったです。
ここだけじゃなくて他の三方も雪が積もらなかったです。
ずっと砂利が見えていました。
とのこと。

理由は、屋根のおかげだと思います。
2階の。

ここまで影響あるんだと、びっくりしました。
ちなみに、画面正面は1m20cm、他の3面は91cm軒が出ています。
6-7m上の屋根のおかげで地面に雪が積もらないなんて。

屋根ってすげ。

もちろん風の影響で積もる・濡れる機会もたくさんありますが、
積もらない・濡れない機会も同じように多いと考えられます。

単純に漏水の確率が減ります。

軒がたくさん出ているということは、屋根面積が増えるということで、その結果屋根に雪が積もりやすくなるので、構造計算上難易度はどんどん高くなります。

それでもあえて目一杯軒を出したミニストック-01ですが、
それを乗り越えた先にはこんなすごいことがあるんですね。

昔の家ってもれなく軒が深い家が多いですが、改めて理に適っているんだなと感心してしまいました。

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