native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

きょ-おからぁ-新潟日報ぉ♪

2015-11-12 22:28:01 | 温熱環境
そういえば先週新潟日報にて、冬の暖房計画についての取材記事が掲載されました。
お読みいただけましたでしょうか。

たぶんですが、

私と面識ある方は、鈴木らしい言い回しだなと思っていただけたのでは。

一方私と面識のない方は、ざっくり過ぎて何言ってるのか分かんない方もいたかもしれません。
記者の方ともそんな話をしました。

とにかく設計士に相談を、というのが伝わればいいですねって。

そりゃそうですよね。
冬の暖房計画がテーマなんですから、どんな暖房器具がいいのかを聞きたいのに、

いや、まずは建物がどのくらい保温できるかが重要で、そのどのくらい保温できるかは設計士にしか分からない。だから暖房計画は設計士がするんですって言い切っちゃってるんですから。

え?私たち選べないの?みたいな事になりかねないですよね。

記事は新築を検討されている方へのメッセージでしたので、選べないんじゃなくて、要望を設計士に伝えて希望の暖房計画を叶えてくださいという事なんです。

それを超単刀直入に伝えているので、何言ってんだととらえられても仕方ありません。

でも。
だって。


実は、この取材なんですが、

3時間ほどしゃべり倒してきました。

私にとってはその3時間が超単刀直入に省エネや暖房計画を伝えた内容なんです。
それを半ページにまとめたので、ライターの方の実力に恐れ入ったというか、よくここまで短縮できたなと感心してたんです。

新聞の半ページを割いているので、とんでもなく凄い事なんですけど、

実は、短縮して3時間。

全部伝えようとすれば、このブログの右側を見ていただくと分かると思いますが、建築関係の記事だけでも500以上あります。
読めば数日かかることでしょう。

だって、私が20年かけて学んできた住宅の知識です。
それを数日で読めるくらいにまとめてあるのでまだいい方。

でも、勿論まだまだ新しい事を学ばなければいけません。

住宅は省エネだけ語ったところで住みやすくなるわけでもないし、構造だけガチガチしててもゆとりがあるとも言えない。
ましてや格好だけの家なんて、ハリボテと一緒。

全部が噛み合って初めて住宅と言えます。

全部が噛み合うようにするって結構難しいですよ。
だから、設計するには資格が必要なんです。

(まぁ、その意味も理解できずに、今日も壁量不足の住宅が発覚して問題になっていましたね)
(作る側にも問題ありです)

このろくでもないディープな世界が好きで住宅設計をしています。

それを新潟日報誌上で紹介できたので、結構幸せな気分です。
沢山の方に感謝です。










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