【ministock-03(modern)】逆転劇-現代版最小限住居-

※画像は本文と全く関係ありません。

今日は全く逆のことを考えてたどり着いた話です。


埋め込み収納の中に設けられたタオル掛け。

すごくそれっぽく見えますが、元々こうしたいと思っていたわけではありません。
むしろこれはおまけ。

なぜ、おまけか。


お店の手洗いでよく見かけるこのペーパータオル。
自宅でも採用するケースが増えています。

衛生的であることが一番の理由でしょうか。

私も賛成です。

で、これを家の洗面所で採用する場合、「なんか隠してスッキリしたいよねぇ」的な話はあって不思議ではありません。

隠すのは簡単。

収納に入れてしまえばいいだけだから。

それで終わってしまえば楽なんですが、ネイティブディメンションズ的に問題が発生しました。

このペーパーを引き抜くスペースって無駄だな。
紙を引き抜くために何も使わない空間を作らないといけないなんて。
（こんな疑問他に誰が思うんだろう）

そして、この引き抜くためのスペースをどこまで小さくできるかを考え始めます。

ところが小さくするのは簡単だけど、ほんとに使いやすい？これ？
ってなるわけです。
紙を抜いたときに、どこかに手が当たるようじゃ本末転倒。

うーんと考える事しばし。

小さくするのが無理なら、デカくするしかないか。


引き抜くスペースをデカくして、そこにタオル掛けちゃえ。

じゃぁ、タオル掛けるには、引き抜くスペースってどのくらいあればいいんだろうを考え始めます。
家中のタオルを引っ張り出して大きさを測りました。

って、たどり着いたカタチです。

こんなのを積み重ねながら家を作っています。