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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-07(lab)】「おうちじかん」に向けて-新潟を一望する小さい家-

2020-04-24 21:58:54 | ministock-07(lab)
ゴールデンウィークの「おうちじかん」に向けて今日は各所の手直し工事に入っていました。

という理由ではなく、かくかくしかじか的な理由なんですが、それはまたいずれ分かるはずです。

脱衣室壁の張り替えだったり、


キズやクラック箇所の塗り直しなどを行っていました。


そして、その合間を縫って、秋葉区にできた「ジクウノアトリエ」さんにも伺ってきました。


山の手の住宅街にある、ものごっつい邸宅を改修してオープンしたばかりのインテリア屋さんです。

今に限らず基本予約制でご案内するって言ってました。
素敵なお庭だったり、新潟平野を一望できるルーフバルコニーだったりを

単なる商品選びだけでなく、設計打ち合わせにも活用しながら、ゆっくり落ち着いて過ごしていただきたいからとのことで、

なんてスタイルのお店なんだと、目がずっとハートで、

素敵な家具や絨毯、カーテンを見ながら、暮らし方談議に花を咲かせていました。

それは、住まいだったり、家具だったり、道具だったり、庭木だったり、すべてに当てはまるんですけど、

使っていればどんなものにも思い出が染み込んでいくんですよね。

なのに、これは安かったからとか、とりあえずつなぎで買ったやつだからとか、

その時にも理由があったはずだから、否定するわけじゃないですけど、

買った時の理由が軽くて、それを理由に簡単に捨てちゃうと、思い出も一緒に捨てることになっちゃうんです。

思い出なんて全部覚えていられるはずもなく、
何かをふと見たり、触ったりした時に懐かしい思い出が蘇ることの方が多いと思うんです。
逆を言えば、それがなくなると、もうずっと思い出せないことになっちゃう。

だから、大事に使ってもらえるように提案をしていきたいですよね、みたいな話をしていました。
また、本当に落ち着いた素敵な場所だったので、いいアイディアもいくつか思いついちゃって、今後、このアイディアも皆さんにご提案していきたいと思います。

中々素敵なアイディアですよ。
まだ内緒。


そして、ミニストック-07に戻って、このお住まいも直しながら大事に使ってもらおうって。
いや、直さない方がある意味思い出深くなるかも。
とにかく、好きでいてもらいたいです。
その為に、一つ一つにこんな打ち合わせしたなぁって、思い返しながら室内を見渡していました。


(↑つまり、仕事してないってこと。)


私もゴールデンウィークに自宅で思い出に残る様な素敵な時間を過ごしたいと思います。







こんなのが届いちゃいましたが。





昨日からご紹介している隠れた名作シリーズ(自分で言う)
今日は2017年1月26日の記事
「フレキシビリティ論」です。
張り切ってどうぞ~。

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